一目でわかったらドラマ通? 『サ道』ファンなら当然知ってる都内「ロケ地」3選
近年のサウナブームの火付け役になったのがドラマ「サ道」です。そのシーズン1で出てきたサウナの中からおすすめを紹介します。加速するサウナ人気 2019年7月から10月まで放送されたドラマ「サ道」(テレビ東京)は、サウナブームのきっかけのひとつとして話題となりました。なおドラマ「サ道」は2021年7月から「サ道2021」の名でシーズン2を迎えています。 2021年7月から始まった「サ道2021」のポスタービジュアル(画像:「サ道2021」製作委員会、テレビ東京) サウナと水風呂を往復する温冷交代浴で「ととのった!」という言葉が気になり、実際にサウナに足を運んだ人も少なくないでしょう。そこで今回は、ドラマファンなら一度は訪れてみたいシーズン1の「サ道」で使われたロケ地をご紹介します。 ドラマの原作は、漫画家・タナカカツキさんの作品「サ道」です。ドラマの役どころは、主人公・ナカタアツロウ役に原田泰造さん、偶然さん役に三宅弘城さん、イケメン蒸し男役に磯村勇斗さんと、自他ともに認めるサウナ好きが集結しています。 ちなみにサ道とは、 「サウナ室~水風呂~休憩→ととのう」 までの一連の流れのこと。 原作では、ととのうことがなぜ気持ちよいのかをわかりやすく描いています。そのため、「おじさんの楽園」というイメージだったサウナに近年、若者が多く集まっています。 1.サウナ&カプセルホテル北欧(台東区)1.サウナ&カプセルホテル北欧(台東区) サウナ&カプセルホテル北欧(台東区上野)は、主人公のナカタアツロウがサウナと衝撃的な出会いを果たした場所です。上野駅徒歩1分のところにあり、第1話で登場しました。 台東区上野にあるサウナ&カプセルホテル北欧(画像:(C)Google) サウナに興味のなかった主人公のナカタアツロウがある日、謎の男「蒸しZ」(宅麻伸)に出会いサウナの魅力にどっぷりはまってしまうことからサウナ旅が始まります。 カプセルホテル北欧では、リラックスルームやレストランを備えていてそのまま宿泊もできるので、終電を逃したときや、遠方から都内に来た際に利用するのにもおすすめです。 サウナは100度超えの高温多湿で洞窟のような造りで、中に入った瞬間、熱気に包まれます。これでもかというくらい汗を流した後に、キンキンに冷えた水風呂に入り一気に体を冷やしたら、露天の外気浴へ。まさに「ととのう」こと間違いなし。 なによりこちらの施設の人気は、上野の景色をじかに感じることができる大きな露天風呂。大都会の中での露天風呂はまさに格別です。 2.ゆ家 和ごころ 吉の湯(杉並区) 第3話で登場したゆ家 和ごころ 吉の湯(杉並区成田東)。閑静な住宅街にひっそりとたたずむこちらのサウナは、高円寺や阿佐ヶ谷、永福町からもアクセスしやすい場所にあります。 杉並区成田東にあるゆ家 和ごころ 吉の湯(画像:(C)Google) ドラマでは、偶然さん行きつけのサウナに訪れたナカタアツロウとイケメン蒸し男が、露天風呂の数やサウナ室の3段シートに感動しているシーンも描かれています。 広々とした大浴場は三種類のジェットバスや電気風呂が楽しめます。サウナの温度は、室温80度前後・湿度25~30%の適温、適室温。 広いサウナでじっくり汗を流し、キンキンに冷えた水風呂(17度)で一気にクールダウンして、最後はおきまりの外気浴でととのえる。湯上がり後は生ビールやソフトクリームも楽しめます。都会の人混みを避けられる穴場のサウナで「極上のととのう」を味わってみるのはいかがでしょうか。 サウナしきじ(静岡市)サウナしきじ(静岡市) いったん東京を離れて、静岡県静岡市へ。ここにはサウナ愛用者らが「聖地」とあがめるサウナしきじがあります。 静岡県静岡市にあるサウナしきじ(画像:(C)Google) サウナしきじで特別なのは、駿河の美しい自然で育まれた天然の湧き水を使用したお風呂です。長い歳月をかけて地下深層部でろ過された天然水は、水道水とは違ったやわらかな自然のうまみにあふれています。 日本に所在する著名な天然水と比較すると、ミネラル分(カルシウムとマグネシウム)が豊富に含まれているのが特徴だそう。天然水の水風呂はやけどや、皮膚病、痛風、動脈硬化症、高血圧症などにも効果があるようです。 水風呂の概念が変わるとうわさのサウナの聖地に、ドラマでもナカタアツロウやイケメン蒸し男も感動していました。 サウナはフィンランド式と韓国式の2種類。韓国式サウナは、美容先進国とうたわれる韓国の本場の漢方薬を使用しており、韓方医による特別な配分で調合された本場薬草サウナで美容と健康維持にもOK。気化熱のカロリー消化で発汗減量を促進し、皮膚や皮下脂肪の洗浄効果があるため、ダイエットにも最適です。 天空のアジト マルシンスパ(渋谷区) 多くのサウナーが通うのが、天空のアジト マルシンスパ(渋谷区笹塚)です。ドラマでは第10話で登場したこちらのサウナは笹塚駅から徒歩1分、男性専用の施設となっており、24時間営業で宿泊も可能です。 渋谷区笹塚にある天空のアジト マルシンスパ(画像:(C)Google) お店の人気はロウリュ。ロウリュとは、サウナストーブにある石(サウナストーン)に水をかけ、そこから立ち上がる蒸気を浴びる蒸気浴のこと。湿度が高まることで十分に熱く感じ、汗をかくことができます。 サウナの温度は90度前後の設定ですが、定期的なロウリュで湿度が高くなります。さらにサウナ室に使っているヒマラヤ岩塩や桜島溶岩からの遠赤外線によって、体感温度は高温サウナと同様に熱く感じられます。 全体的にこじんまりとしたサウナ施設ですが、無駄のないシンプルな作りになっていてサウナーたちに愛される理由も納得です。ぜひ「男の隠れ家」で仕事疲れをリフレッシュしてみては? さていかがでしたでしょうか? 人気施設を訪れながら、「サウナとは」「ととのうとは」を追求していくドラマ「サ道」を参考に、みなさんも気になるサウナ施設で自分なりの「ととのう」を見つけてみてはいかがでしょうか? ※どの施設も感染症対策のため営業時間や利用方法が変更となっていることがありますので、ウェブサイトをご確認ください
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