週末はマンション屋上でパーティーざんまい 「ロンバケ」みたいな東京生活だった僕が十数年後につかんだ大事なもの【連載】記憶の路上を歩く(6)

90年代テレビドラマの金字塔『ロングバケーション』。あのキラキラとした世界がまだ現実にも残っていた頃の記憶と、2021年という現在地について、編集者の影山裕樹さんが自身の体験を基に考えます。


今はなき目黒区の7階建てマンション

 今から十数年前に、目黒区の碑文谷エリアに住んでいました。

 東横線の学芸大学駅を降りて、線路沿いに碑文谷公園方面を歩いていくと、そのまま目黒通りに突き当たります。その目黒通り沿いに建っていた、今はなき7階建てマンションに住んでいました。

マンションの屋上から東京の街を眺め、友人たちと食事を楽しむ。まるでドラマ『ロングバケーション』のような生活を送っていた十数年前の記憶(画像:写真AC)

 道路を渡った先には、こちらも今はなきダイエー碑文谷店がありました。東京都心部にあって、地上7階・地下1階という郊外のショッピングモールさながらの床面積と、昭和から飛び出してきたようなフードコートが魅力的なスーパーで、毎日お世話になっていました。

 それもそのはず、現在はイオンに変わって10年たちますが、碑文谷店は1975(昭和50)年より約40年続いた老舗で、ダイエーの旗艦店としてかなりの売り上げを誇っていました。

 毎週末は友人を誘って、このダイエーで食材を買い込み、自宅でパーティーを開催していたのですが、僕(影山裕樹。編集者、千十一編集室代表)がこのマンションに入った理由のひとつは、屋上が広かったこと。

 今だから言えますが、最上階の7階に入居し、こっそりと料理を屋上に持っていって、テーブルと椅子を広げてみんなで憩うことができたのです。

 屋上からは東横線の線路を走る電車や、目黒通りに通る車、そしてダイエー碑文谷店が臨める最高の環境です。しかも、このマンションには目黒通りに向けた大きな看板が設置してあった。

ドラマのエピソードをまねた納豆焼き


【画像ギャラリー】ドラマ「ロンバケ」の有名ロケ地は今(3選)

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