お昼休憩に革命か? 定額制ランチサービス「POTLUCK」はテイクアウトの新形態

月額定額制のランチサービス「POTLUCK」。渋谷区周辺を皮切りに、新しいスタイルのテイクアウトサービスが広がり始めています。どのようなものなのでしょうか。

600円からお得にテイクアウト! ランチ難民に救世主

 限りある昼休みをもっと大切に使いたい――。そんなビジネスパーソンたちの救世主になり得るサービスが広がり始めています。

「POTLUCK」のウェブサイト。登録すると、メニューが閲覧可能。登録のみは無料(画像:RYM&CO.)



 それは、月額定額制のランチサービス「POTLUCK(ポットラック)」。30日間有効のチケットをオンラインで購入すると、さまざまな飲食店のランチがテイクアウトできるようになる仕組みで、2019年1月現在、渋谷、恵比寿、代官山、表参道を中心に展開しています。

 同サービスのメリットは、受け取りまでの待ち時間がなく、並ぶ心配もないこと。ランチは事前予約制で、受け取る当日の朝10:00までにオンライン上で予約をしておくと、指定した時間に商品が受け取れる仕組みです。お店で決済をする必要もありません。

受け取りまでの3ステップ。受け取りにかかる時間はわずか(画像:RYM&CO.)

 30日間有効のチケットは、下記の3種類。

・「6 TICKETS PLAN」月額4080円(税抜)1食あたり約680円~
・「12 TICKETS PLAN」月額7800円(税抜)1食あたり約650円~
・「20 TICKETS PLAN」月額12000円(税抜)1食あたり約600円~

 1食600円~。お店で通常購入するよりも安く食べられる場合もあります。また、随時キャンペーンを行っているため、さらに安く食べられるケースも。

 2019年1月26日(土)現在は、新規登録者に限り、88%OFFで1か月お試しできるキャンペーンを行っているほか、最大で通常の約半額、300円からカレーをテイクアウトできる「POTLUCKカレーフェス2019」が開催されています。(最新情報は「POTLUCK」の公式ツイッター @potluck_tokyoをご確認ください)。

メニューにはカレーが豊富。なかには、糖質制限中の人を想定した、ライスをキャベツに変更できるメニューも(画像:RYM&CO.)

 メニューの特徴は、カレーの種類が多いことや、ガパオライスなどのアジアン系メニューが豊富なこと。ケバブ、チキングリル、ラム肉などのお肉メニューも充実しているほか、ハンバーガーや和風弁当なども揃っています。

主なユーザー層は「栄養が気になっている人」

「本来、仕事をする上で、ランチタイムは『午後の仕事に向けてリフレッシュする』ための時間です。ですが、オフィス街のランチタイムは、どのお店も混み合っていることが多く、1食あたりの平均単価が1300円を越えるエリアもあります。

 結果、飽き飽きしながらもコンビニ食を食べているなど、食べることが『作業』のようになってしまっている方もいるかと思います」

 そう話すのは、「POTLUCK」を運営するRYM&CO.(渋谷区道玄坂)の代表取締役 谷合竜馬さん。同サービスが想定している主なユーザー像は「普段コンビニ食を食べていて、栄養などが気になっている人」だといいます。

 ゆえにメニューは全般的に野菜が多め。

渋谷区桜丘の「trias dining」の「大麦仕上げ三元豚のローストポークボウル」。肉にサラダが添えられる(画像:RYM&CO.)

「お店からメニューの相談をされた際には『彩りと野菜の分量を少し多めにした方が良いのでは?』というお話をさせていただいています」(谷合さん)

 ユーザーからは「野菜も魚も取れるしヘルシーでおいしい!」などの声も届いているといいます。

お店側にもメリットいろいろ。「夜ランチ」もある!

 一方、同サービスは、お店側にも良い影響が生じているようです。

「お店側には、このサービスを、新規ユーザーの開拓やテイクアウトによる売上の向上、さらには、立地が分かりにくいお店の場合、認知拡大などの目的で使っていただくことが多いです」(谷合さん)

 その影響からか、「お店の方に『今度はゆっくりとお店にも食べに来てくださいー!』と宣伝いただいたので、機会ある時に使用しようかなと思いました」「取りに来たお客さんとの会話が新鮮だった」などの感想が寄せられているとのこと。

「POTLUCK」のランチは、ロゴ入りのランチバックなどに入った状態で手渡される(画像:RYM&CO.)



 さらに、お店からは「注文も会計もなく渡すだけというのがこんなに楽だと思わなかった」という声も。

「ランチタイムの店舗営業を、割に合わなくとも、認知のためにやっているというお店も多くあります。しかし、ファン作りができておらず、労働時間も長くなるため、消耗してしまう方も多くいるようです。

 そういった現状のなかで、飲食店のオペレーション負荷を減らし、お客さんとコミュニケーションをするための『余白』を作り、オフィス街で働く人びとにとっては、充実したランチタイムを過ごすための『余裕』を作ることで、『お客さん』と『店舗スタッフ』という関係性を、もっとあたたかい『人と人』の関係性に変えたいと思っています」(谷合さん)

 なお同サービスはスタート後、多くの人から「夜のテイクアウトもしたい」という要望があったため、その声に応え、2018年11月から一部の店舗で「夜ランチ」も実施。こちらは、当日12:00~17:00の間に予約をし、夜、商品を受け取る仕組みです。

「家でごはんを作る気力がない、でも外食だとコストがかかる。どうしよう……」という時などにも、強い味方となってくれることでしょう。

渋谷「Beef Bank」の「リブステーキ丼」は夜ランチ対応。チケット1.5枚分。ライスをキャベツに変更可能(画像:RYM&CO.)

 2019年1月現在、昼も夜も、対応店舗は渋谷区周辺に集中していますが、まずは現在のエリアで密度を充実させ、ゆくゆくは、対応エリア拡大していけたらと考えているとのこと。

 あくせく働くビジネスパーソンの心に、食によってゆとりが生まれる未来も、決して遠くないかもしれません。

●「POTLUCK」 
・URL:https://www.pot-luck.jp/

●「POTLUCKカレーフェス2019」 
・開催期間:2019年1月21日(月)~2月3日(日)
・参加店舗:渋谷周辺の19店舗
・概要:最大で、通常の約半額となる300円からカレーのテイクアウトが可能に。さらに「#POTLUCKカレーフェス」のハッシュタグを入れ、テイクアウトしたカレーの写真をTwitterに投稿した人の中から抽選で食事券をプレゼント。Twitterへの投稿は1人何度でもOK。
・プレゼント内容:1等(1名)食事券10000円、2等(2名)食事券5000円、3等(3名)食事券3000円、4等(5名) POTLUCKチケット3枚2000円分

※掲載情報は2019年1月時点での情報です。

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