【東京出身タレント名鑑】あざとかわいい新女王・松本まりか(中野区)が「第2の壇蜜」にのし上がる日

多くの俳優やアーティスト、タレントたちを輩出してきた街・東京。そんな東京出身の有名人にスポットを当てて、その人柄や魅力に迫ります。今回紹介するのは、今ドラマやCMなどで活躍中の女優・松本まりかさんです。


「本当の私、知りたい?」

「ファッションは自由だ。」

 そんなキャッチコピーが印象的なファッションブランド「GU」の新テレビCM。このCMでは中条あやみさん、松本まりかさん、ゆりやんレトリィバァさんら8人が、SNS上に書かれた批判的なコメントをポジティブなメッセージに変えていく姿が描かれています。

 その中で、ドラマ『最高のオバハン』(東海テレビ)に出演中の女優・松本まりかさんは「松本まりか? あざとくない?」というコメントを受け、「本当の私、知りたい?」とキュートな笑顔で一撃。

 その挑発的な視線に松本さんのしなやかさを感じ、同性でありながら虜(とりこ)になってしまいました。

連続ドラマ初主演となるWOWOWオリジナルドラマ『向こうの果て』スタートに併せてオフィシャルブックが発売されるなど、勢いに乗る女優の松本まりかさん(画像:東京ニュース通信社)



 フジテレビが運営するエンタメサイト「フジテレビュー!!」の記事(2020年11月13日配信)によると、松本さんは中野区の出身。都立杉並高校に通っていたことや、杉並・阿佐ヶ谷・荻窪といった街に慣れ親しんで過ごしたという来歴を明かしています。

 1984(昭和59)年9月生まれの36歳。近年“遅咲き”のブレイクを果たした印象がある松本さんですが、女優デビューは15歳の頃。

 スカウトがきっかけで芸能界入りを果たした松本さんは、鈴木杏さんが主演を務めた2000(平成12)年のドラマ『六番目の小夜子』(NHK)に出演します。また同年からティーンズ向けの女性ファッション誌『ピチレモン』(学研)のレギュラーモデルに。その後はドラマや舞台を中心に活動していました。

2018年のドラマで一躍脚光

 一方で、自身の武器でもあるかわいらしい声を生かして声優としてもデビュー。テレビアニメ『蒼穹(そうきゅう)のファフナー』の遠見真矢役や、ゲーム『FINAL FANTASY X』のリュック役で松本さんの存在を知っていたという人もいるのではないでしょうか。

松本さんの出身地である中野区(画像:(C)Google)



 しかし、2021年3月31日(水)に放送された『今夜くらべてみました2時間SP』(日本テレビ系)に出演した際、松本さんはこんなことを語っていました。

「嫌われるっていうよりも興味を持たれないって本当に私にとっては恐ろしいことだった。デビューが一番ピークだったんです。新しい子出てきたって注目してもらえて、『君は絶対売れるね』って言われてたんです。そこから急降下していきましたね。だから私はデビュー作を18年間超えることができなかった」

 長い下積み時代の中で、売れたいと嘆きながらもなかなか陽の目を浴びることができなかった松本さん。そんな中で、あるチャンスが訪れます。それが、2018年に出演したドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)です。

 松本さんは家庭を持ちながらも、主人公からその夫・純平(塚本高史)を力ずくで奪おうとする井筒里奈役を怪演。男性の庇護(ひご)欲をくすぐる“あざとかわいい”演技でブレイクを果たしました。

彼女が今ブレイクした必然

 アイドルグループ日向坂46が歌う 『アザトカワイイ』の大ヒットや、2020年からスタートしたバラエティー番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)の影響もあり、世の中に浸透した“あざとかわいい”という言葉。

 男性にモテるため、好きな人の気を引くため、あるいは万人から好かれるために、かわいい自分を演出する。その行為はつい最近まであまり好意的なこととして受け取られない“ぶりっ子”と言われるようなものでした。

 しかし、“あざとかわいい”の代表的な存在である田中みな実さんの再ブレイクや、モテクリエイターを名乗るインフルエンサーゆうこすさんの人気も相まって、「自己演出して何が悪いの?」「モテようとしたっていいじゃん」「むしろ清々しくてかっこいい!」という女性からの支持が集まってきたように思います。

 そんな中で登場した“松本まりか”という女優のブレイクは必然だったのではないでしょうか。

 ただ松本さんの場合、自身で“あざとかわいい”自分を演出したわけではありません。井筒里奈という役柄がたまたま“あざとかわいい”女性であり、松本さんのフェミニンな容姿とキュートな声がその役にぴったりだったというだけ。

 むしろ、バラエティ番組に出演しているときの松本さんは自分の声がコンプレックスだったことや、“あざとかわいい”でブレイクしたことに対して自分でも驚いていることを語っています。

 さらには、自身のInstagramで10分間無言というライブ配信を行うなど、ちょっと変わった一面も。GUのCMで放った「本当の私、知りたい?」という一言を実践するように、ブレイクのきっかけとなった“あざとかわいい”イメージにとらわれない姿が印象的です。

壇蜜とのさまざまな共通点

 そんな松本さんに、かつて“永遠の愛人”としてブレイクしたグラビアアイドル・壇蜜さんの姿が重なります。

2020年10月から毎日新聞の朝刊書評欄の「話題の本」執筆陣に加わるなど、知的な活躍の場を広げ続ける壇蜜さん(画像:毎日新聞社)



 2012年頃からバラエティー番組に引っ張りだことなり、妖艶(ようえん)な容姿と男性も女性もちょっとドキッとするようなトークで人気を博した壇蜜さん。

 最初こそ“愛人キャラ”としての印象が強かったものの、アメリカへの留学、ホステスや遺体衛生保全士(エンバーマー)としての活動など、人生経験を多数持った彼女のトークやコメントは知的で、世間の評価も少しずつ変わっていきました。

 松本さんもブレイク直前は同性から批判の言葉を受け、壇蜜さんもセクシーさが「下品」と断じられる時期がありました。

 それでも彼女たちの下積み時代の長さや経験が大人の女性としての魅力を底上げし、批判をしなやかにかわしながら自己を表現する姿が異性だけではなく、女性からも支持されています。

 松本さんはブレイクからあまり年数は経っていませんが、活動の幅を広げ、今後ますます輝きを増していくことでしょう。“あざとかわいい”や、“女性らしい”といった言葉では語り尽くせない松本さんらしさを見せてくれることが楽しみです。


【画像】本人が「よく遊んだ」地元スポット

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