あらゆるモノがデジタル化するDX時代に、なぜか100年前の「行動モデル」が重要になるワケ【連載】これからの「思考力」の話をしよう(2)
2021年4月9日
ライフ歴史の風雪に耐えた基礎的な理論・フレームワーク(思考の枠組み)を紹介し、現在でも色あせないその魅力について学んでいく連載シリーズの第2回。今回紹介する理論・フレームワークは「AIDMA」です。
都内の家電量販店での体験
私事ですが、最近のショッピング体験をふたつ紹介します。
次女が4月から大学に入学することになり、3月下旬、ふたりで東京都内の家電量販店に行きました。進学・就職この時期、多数のパソコンが展示されていて目移りしますが、娘があるメーカーのパソコンに目を止めました。デザインも良く、性能も大学が指定しているスペックを満たしています。
そこにタイミングよく店員がやってきて、大学の授業でのパソコンの利用法やセキュリティー対策について丁寧に説明してくれ、そのパソコンを買おうと思いました。ただ、大学の生協でも類似した商品を売っているようなので、いったん保留しました。
そして生協よりも家電量販店の方が安いことを確認し、3日後、その家電量販店でパソコンを買いました。

もうひとつは私自身の体験です。
3月末、私のコンサルティング事務所のホームページに、動画制作会社から「プロモーション用動画を制作しませんか?」という問い合わせがありました。どういうサービスなのかイメージが湧きませんでしたが、コンサルタント仲間との会話でプロモーション用動画が話題になっていたので、話を聞いてみることにしました。
営業担当者から商談を打診されて、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」でサービスの説明を受けました。実際にほかの顧客に作成したサンプル動画を見せてもらい、だいたいのイメージはつかめました。
しかし、サンプルが小売店のもので私のビジネスとかなり違ったこと、プロモーションの効果がわかりにくかったことから、結局購入しませんでした。
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