「30代以下は63%減」の波紋 コロナで様変わりの渋谷ハロウィーン、果たして来年は?
2020年11月5日
ライフ新型コロナウイルスの影響も相まって来街者が激減した2020年の渋谷・ハロウィーン。はたして来年以降はどのように変化するのでしょうか。
2020年は逮捕者なし
2020年10月31日(土)、東京・渋谷のスクランブル交差点は例年になく“落ち着いた”夜を迎えました。
週末とぶつかったハロウィーン当日。事前には多くの人出も懸念されましたが、ふたを開けてみれば来街者は大幅に減。

「身動きが取れないほどの混雑」
「痴漢やスリ、暴行などで逮捕者相次ぐ」
などと報じられた2019年とは様変わりし、渋谷駅周辺での車両通行止めも行なわれず、翌朝時点までの逮捕者も無し。
新型コロナウイルスの影響などにより、“密”や混乱を避け来訪を控えた人が多かったとみられます。
全体の人出も67%減
実際、人出はどの程度減ったのでしょうか。
クロスロケーションズ(渋谷区恵比寿南)が自社開発の位置情報ビッグデータ解析機能「デイリー来訪速報」を使って行った調査によると、ハロウィーン当日夜(18時~23時59分)の渋谷の人出は、2019年比で67%も減少。
また、仮装を好むと考えられる若者世代(30代以下)は63%の減。同じく30代以下を男女別で見ると、男性は64%減、女性は60%減となりました。
調査の対象となったのは、渋谷スクランブル交差点など渋谷区により道路・公園などの公共の場での飲酒を禁止されたエリア。
以前であればイベントなどに合わせて多くの人が訪れていた同エリアは、2020年4月の緊急事態宣言以降、土日の人出が平日と比べて大きく減るなど、コロナ前後で明確な違いが表れていました。
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