21年大河ドラマの主人公「渋沢栄一」もかつて理事長を務めた「二松学舎大学」とはどのような大学なのか
2020年8月21日
ライフ1877年に開学した漢学塾をルーツに持つ二松学舎大学。その魅力について、教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。
ルーツは漢学塾、歴史は140年以上
東京都内の大学のなかで、明治初期まで起源がさかのぼれる大学のひとつに、二松学舎(にしょうがくしゃ)大学があります。

同大のルーツは、1877(明治10)年に漢学者・三島中州(ちゅうしゅう)が開いた漢学塾「二松学舍」で、明治から令和という140年以上という長きに渡り、同じ地で多くの学生を受け入れ、世に送り出してきました。
九段キャンパス(千代田区三番町)と柏キャンパス(千葉県柏市)があり、特に九段キャンパスは全国的に「桜の名所」として名高い千鳥ヶ淵から近くの一等地にあります。
1949(昭和24)年に二松学舎専門学校を新制大学に移行した二松学舎大学は現在、
●文学部
・国文学科
・中国文学科
・都市文化デザイン科
●国際政治経済学部
・国際政治経済学科
・国際経営学科
の2学部5学科を持つ、学部生2976人の小規模大学です(2020年5月1日現在)。

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