りんご飴だけ、ピスタチオだけ……近頃、一点勝負の「スイーツ専門店」が増えているのはなぜ?
2020年6月30日
お出かけ「洋菓子専門店」や「パンケーキ専門店」は以前からありましたが、近頃のスイーツ専門店は「リンゴあめ専門」や「ピスタチオ専門」など、より細かな“専門店化”が進んでいるよう。一体なぜなのでしょうか。
細分化がいっそう進むスイーツ
近年、スイーツの「専門店化」が進んでいます。
……と言うと、原宿のクレープ専門スタンドとか、パンケーキ専門店とか、もうずいぶん前からあったじゃない? と指摘されてしまいそうですが、昨今はさらに細分化が進んでいるようなのです。
東京都内の店舗に限っても、例えば
・リンゴあめ専門店:Candy apple(渋谷区代官山町)
・スフレパンケーキ専門店:FLIPPER’S(目黒区自由が丘ほか)
・イチゴスイーツ専門店:いちびこ(世田谷区太子堂ほか)
・日本茶ミルクティー専門店:OCHABA(新宿区新宿)
など、さまざまです。

昨今の「スイーツの専門店化」傾向の特徴についてまず注目したいのは、先ほども少し触れた通り、それまで以上の「細分化」が進んでいるという点。
10年以上前からあるジャンルと比較してみると、
・フルーツ専門店 → リンゴあめ専門店、イチゴスイーツ専門店
・パンケーキ専門店 → スフレパンケーキ専門店
・抹茶専門店 → 日本茶ミルクティー専門店
といったように、昨今はより細かく分かれています。
さらにもう1点、ピスタチオ専門といったように、これまで決して“主役級”ではなかった食材にスポットを当てた専門店が増えているのも特徴のよう。
こうした流れの背景には何があるのでしょうか。一般的には、扱う商品のジャンルを限定することで利用者数や客層を限定してしまうリスクがあるようにも思います。各店・各企業の狙いを探ってみることにしました。
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