【受験生の夏2020】夏休み大幅短縮とオープンキャンパス中止で、実感できない「志望校のリアル」
2020年6月28日
ライフコロナ禍の影響で受験生の周辺環境が激変しています。そんな現状について、教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。
夏休みの短縮とオープンキャンパスの中止
東京都教育委員会は2020年5月28日(木)に発表した「感染症対策と学校運営に関するガイドライン」内で、都立学校の2020年度の夏休みについて、当初予定されていた半分以下となる、16日間「8月8日から23日」と明記しました。
3月から5月までの3か月に及ぶ休校措置で実施できなかった授業を補うため、多くの学校で夏休みの短縮という形で対応することになりました。

例年は夏休み期間中、多くの大学で説明会やオープンキャンパスが開催されます。受験生にとって志望大学の雰囲気や気になる大学を見学できる絶好の機会であるとともに、大学にとっても多くの受験生にアピールできる一大イベントです。
しかし新型コロナウイルスによって、オープンキャンパスは軒並み中止となっています。
混迷を極める全国模試
受験生にとって、2020年の志望校選びはどれだけ難しくなるのでしょうか。

河合塾の全統模試といった全国規模の模試は通常5月から行われ、2020年度は新型コロナウイルスの影響で混乱の中、スタートしました。
一般会場は中止となり、自宅受験対応や学校単位の実施が延期となり、受験生にとって志望校を決める大切な材料である模試の実施まで時間を有している状況です。

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