親世代が想像するより、文字も文章も書きまくってる「イマドキ女子大生」の赤裸々な実態
2020年6月27日
ライフ「今の若者は文章を書かなくなった」と思っている人はいませんか? 意外や意外、彼らは日常的に文章を量産しています。舞台はSNS、それから「推し」へのファンレター。Z総研トレンド分析担当の道満綾香さんが解説します。
「若者の文章離れ」は本当か
「今の若者は文章を書かない」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
確かに昨今のコミュニケーションツールといえば、LINEのようなチャット形式のものが主流。リアルタイムでやり取りできるチャットはスピード感が重視されがちで、例えば「了解です」のひと言を、高校生や大学生などの若者が、文字入力の手間を省くために「りょ」とか「り」などと略すことが数年前に話題になりました。

このような短文でのやり取りを見るにつけ、前述のように「若者は文章を書けなくなった」と嘆く大人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
「文章の書き方」そして「媒体」が変化しているだけなのです。
実は「手紙好き」な若者たち
デジタル文化が今ほど発達していなかった時代、文章はチャットでもWordでもなく、紙とペンで書くものでした。離れたところにいる相手とは、電話だけでなく手紙によるコミュニケーションもごく一般的に行われていました。
手紙はもちろん2020年現在にも生きたコミュニケーションツールであり、実はZ世代(1996~2012年に生まれた若者たち)もかなり頻繁に活用しています。それは、日本で最先端のモノ・コト・情報に接する東京の若者たちもしかり。
今の若者が手紙を活用する舞台は、ずばり「オタ活」。自分の好きな芸能人やYouTuberなどの有名人、アニメのキャラなど(いわゆる「推し」)への熱い思いを手紙にしたためているのです。

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