外出自粛でも「人気喫茶店の味」を楽しめるーー食べて応援「自宅de喫茶店」のススメ
2020年4月27日
ライフ緊急事態宣言以降の外出自粛が続くなか、都内の喫茶店もテイクアウトを次々と始めています。喫茶店観察家の飯塚めりさんが解説します。
テイクアウトサービスをはじめた喫茶店たち
家での「おこもり」が推奨されるこの頃です。筆者(飯塚めり。喫茶店観察家)は、日々を明るくほがらかに過ごすための「明かり」として、喫茶店で過ごすことを大事にしていたのですが、現在は、その空間で過ごすこともままならない状況です。
今回は東京の喫茶店で、喫茶メニューのテイクアウトなどの、喫茶店を家で楽しめる、喫茶店をこの状況の後まで支援できるサービスをはじめたお店たちをご紹介していきます。
下北沢の「kate coffee(ケイトコーヒー)」(世田谷区北沢)は、モダンでしゃれたカフェ空間に、古き良きコーヒー店の哲学も香る下北沢らしいお店です。名物は2種のカレー。ブックカフェとして楽しむお客さんや、通常時は夜まで開いていたこともあり、バーとして楽しむお客さんもいます。
そんなケイトコーヒーはこの度、テイクアウトを始めました。

コーヒーメニューの一部やコーヒーシェイク、自家製ジンジャーエール(紅茶割り)のほか、名物のカレーもテイクアウト販売中。カレーとコーヒーという、「ザ・喫茶店」な組み合わせを、自宅で楽しめるのはとてもうれしいですね。
店内メニューのほとんどがテイクアウト可
阿佐ヶ谷の「gion(ギオン)」(杉並区阿佐谷北)は、あやしく輝くネオンやブランコの座席、生花、造花といったデコラティブな内装と、渋め喫茶店の情緒を両立した、不思議な居心地のよさが魅力のお店。

こちらでは、店内メニューのほとんどがテイクアウト可能ということ。
看板メニューのナポリタンには、やみつき味のサラダももりもりついて、ボリュームもうれしいです。さらに、gionのアイコン的な存在である、クリームソーダやコーヒーフロートなどのフロートメニューも持ち帰れるということ。事前の連絡を入れることで、待ち時間の省略も可能です。
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