王子駅と上中里駅の間にある謎の「三角形ゾーン」は一体どうなっているのか【連載】東京うしろ髪ひかれ地帯(1)
2020年4月15日
知る!TOKYO京浜東北線の上中里駅と王子駅の間にある「三角形」ゾーンについて、都内探検家の業平橋渉さんが解説します。
地図を見ていると気になってしまう場所
筆者(業平橋渉、都内探検家)は東京に関する記事を書くとき、地図を必ず見るようにしています。記憶を頼りに書くと、東西南北を間違うことがしばしばあるからです。そんなとき、どうしても気になる場所があります。
それは、川を挟んだ一部分だけが対岸の「領土」になっている場所や、境界線が妙な感じに入り組んでいる場所です。
くしくも新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京のロックダウン(都市封鎖)が取りざたされると、東京都と埼玉県が1本のホームに入り組んだ駅などが話題になりました。
まぁそんなわけで、地図を見ていると見に行きたくなる場所がとにかく多いのです。
上中里駅近くにある謎の「三角形」ゾーン
そんななか、筆者が特に気になっている場所が北区上中里にあります。
地図を見てください。京浜東北線の上中里駅から王子駅へと線路を目で追っていくと、途中で尾久方面からの高崎線や東北本線、それに新幹線などの線路も入り組んで「三角形」に合流しているポイントがあるではありませんか。

いったい、ここはどうなっているのでしょうか……もしかして三角形の家が建っているのか。はたまた、街の面白いおじさんが既にパラダイスのようなものを築いているのか……。

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