人とあまり会わずに楽しめる都内の早春散歩コース5選
2020年3月15日
お出かけ新型ウイルス騒動で多くの人たちが外出を控えるなか、都内でも多くの人に合わずに散歩ができるコースがあるといいます。サンポマスターの下関マグロさんが解説します。
人が集まらない「知る人ぞ知るコース」
詩人・中原中也(1937年没)に「早春散歩」という作品があります。詩の出だしは、
「空は晴れてても、建物には蔭があるよ」
です。
冬が終わり春が来たとはいえ、風はまだ冷たいときもあります。そんな早春のお散歩用にもってこいのコース・ベスト5を選んでみました。現在はコロナウイルスが流行しているため、人が多く集まる場所ではなく、「知る人ぞ知るコース」を選んでいます。それでは早速ご紹介していきましょう。
川があった場所にかかるかつての橋
●蛇崩川緑道
蛇崩川は「じゃくずれがわ」と読みます。かつて世田谷区から目黒区へ流れていた小さな川ですが現在は地下水路になっており、その上が緑道になっています。
蛇崩川の源泉はもともと馬事公苑(ばじこうえん。世田谷区弦巻)あたりで、そこから中目黒駅付近で目黒川に注いでいました。
緑道は世田谷区が約3km、目黒区が1kmと合わせて4kmのコースです。歩くのは上流からでも下流からでもオーケーです。もちろん、途中から歩き始めても構いません。
中目黒駅あたりから歩き始めるなら、東急線の高架下がお勧めです。かつて川があった場所ですから橋も当然ありますし、場所によってはかつての橋がそのまま残されています。

蛇崩川緑道に残っている橋のひとつが、上目黒4丁目にある蛇崩下橋です。橋の欄干の一方は漢字、一方はひらがなで「じゃくずれしもばし」とあります。緑道を見失ったら橋を探しましょう。
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