本当に「ヲタクに恋は難しい」のか? オタクの婚活現場で見た「結婚に不可欠なモノ」とは
映画『ヲタクに恋は難しい』がヒットするなど、今やすっかり市民権を得たように見える「オタク」という文化。かつては恋愛からほど遠い存在のように思われていたオタクたちの、令和時代の恋愛模様、そして結婚事情とはどのようなものなのか。オタク当事者や業界関係者の声を交えて考えてみたいと思います。
オタクは「恋愛不適合者」なのか
2020年2月に公開された映画『ヲタクに恋は難しい』は、2014年にイラスト投稿サイト「pixiv」でスタートしたWEB連載漫画が原作。
既刊8巻は電子書籍を含めて900万部を突破し、高畑充希さんと山埼賢人さんダブル主演の映画は、公開3週めで興行成績ランキングの4位をマークしています。これは「オタク」という、かつて裏カルチャーの代表格だった存在がいよいよ表舞台に華々しく躍り出た、メルクマール的出来事といってよいのかもしれません。

東宝のサイトによると、映画のキャッチコピーは「恋愛不適合な愛すべきヲタクたちの悲哀と歓喜の協奏曲」です。
果たしてオタクたちは本当に恋愛不適合者で、彼ら・彼女らに「恋は難しい」のか? そしてオタクは今、日本でどの程度「市民権」を得られたのか。普段あまりなじみのない業界の今を、のぞいてみたくなりました。

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