消費税増税もへっちゃら? 中野区にたった「100円」でハンバーガーを売るお店があった【連載】東京レッツラGOGO! マグロ飯(12)
2020年2月21日
お出かけ中野坂上駅から歩いて数分の場所に。なんと1個100円のハンバーガーを売るお店があります。消費税増税の時代になぜ? 食べ歩き評論家の下関マグロさんが解説します。
ワンコインといっても500円ではない
中野坂上名物のワンコインバーガーをご存じでしょうか?
筆者(下関マグロ。食べ歩き評論家)は最初、お土産でいただきました。けっこう自分の好みの味で、価格を聞けば「ワンコイン」とのこと。ちょっと高いなと思ったら、ワンコインといっても500円ではなく、100円なのだそうです。そりゃ、安い。どんな店で売っているんだろうか出掛けてみました。
場所は、中野坂上駅から青梅街道を新宿方向へ歩いたところ。青いテントが目印の稲垣商店(中野区本町)があります。
お昼時にうかがいましたが、山のようにワンコインバーガーが並んでいました。ラップで包まれただけの簡単な包装です。手書きのメニューがいい感じ。

お土産でいただいたバーガーには、揚げたレンコンがパンに挟まっていました。レンコンのシャキシャキした食感とやわらかいパンがとてもよく合い、おいしかったのです。だから今回は、ひとつはそれをいただこうと思いました。
しかも内税
おっと、レンコンバーガーは残り1個です。お店の人にレンコンバーガーが人気なのかと聞けば、そういうわけではなく、数が少ないから早く売り切れちゃうとのことでした。聞けば、朝の7時半からお店をやっているのだそうです。
この日は、レンコンバーガーとコロッケバーガーをいただきました。支払ったのは200円。しかも内税。うれしい!
それぞれのバーガーにはフェルトペンで印のようなものが付けられています。レンコンバーガーは「レ」。コロッケバーガーには「ロ」と書かれていました。

近所の公園でいただきましたが、かなり満足。ソースがかかっていて、キャベツの千切りがちょっとだけ入っています。キャベツはもっと入っていればとも思いましたが、100円なら文句は言えないですよね。それが2014年10月のことです。その後、筆者は新宿から上野に引っ越したので、再び行くことはありませんでした。

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