ミシュランも包み込んだ420円ポッキリの悦楽 浅草「餃子の王さま」のギョーザ【連載】東京レッツラGOGO! マグロ飯(9)
2020年1月21日
お出かけ都内散歩と食べ歩きにくわしいフリーライターの下関マグロさんが、都内一押しの「マグロ飯」を紹介します。
なめらかでうまみにあふれた餡
存在は知っているけれども、なかなか入れないお店ってありませんか。
筆者(下関マグロ。食べ歩き評論家)にとってその代表的なお店は、浅草中央通りにある「餃子の王さま」(台東区浅草)でした。何度も店の前まで行くのですが、いつも満員なので「まあ、今度でいいか」ってスルーしていたのです。

しかし、意を決して入ってみることに。一階のカウンター席は満席のようでしたが、お店の人が「奥の席が空いていますよ」とおっしゃってくださいました。ただカウンターの席と後ろの壁の間に距離がありません。
と、お客さんたちが席を引いてスペースをつくってくれました。ああ、「この店はいい店だなぁ」と感じながらカウンターの一番奥へ着席。
いただいたのは看板メニューの「王さまの餃子」(420円)とタンメン(630円)、瓶ビール。「王さまの餃子」は外がカリッとよく焼かれていて、餡(あん)はなめらかでうまみにあふれています。
タンメンは太麺で野菜たっぷり。スープがとてもやさしく、ギョーザとの相性もバッチリです。いっきに虜になりました。何度か行くうちに、一階のカウンターだけでなく二階にもテーブル席があることがわかりました。
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