2019年冬の「トレンド鍋」はいったい何? ヒントは「進化した辛味」、過去にはミルフィーユ鍋や痛風鍋などがブームに
2019年11月1日
ライフ冬の定番料理ナンバーワンといえば、やっぱり鍋でしょう。毎年さまざまなブームの味が登場して私たちを楽しませてくれますが、果たして2019年の注目は何でしょうか? ホットペッパーグルメ外食総研・上席研究員の有木真理さんが大胆予想します。
鍋は自宅で食べる派が多数?? 多様化するスープ商品
すっかり肌寒くなってきて、そろそろ温かい鍋が恋しい季節になりました。
昨今、スーパーの売り場には多種多様な鍋用スープが並んでいて、家庭でも気軽においしい鍋を楽しめる時代です。味噌や醤油、トンコツなど定番の味から、バター醤油やホワイトシシチュー味など鍋とは思えないような味まで、バラエティー豊かにそろっています。
また、豆乳ごま鍋やあごだし鍋など家庭ではなかなか味が決めにくいスープも登場。さらに、激辛鍋専門店『赤から鍋』の素など、わざわざ外食に行かなくても飲食店の味が家庭で再現できるようになりました。さらには「ひとり用」のスープも多数登場するなど、「鍋食」は現代社会におけるライフスタイルの変化にも対応しているのです。

いっぽうで、外食における鍋はいかがでしょうか。
代表的な外食のシチュエーション「会社宴会」で鍋を囲むことについては、「じか箸で鍋をつつき合うことに抵抗がある」「目上の人に注ぐなど気を遣わなければならない」など、マイナスの意見も聞かれます。
「外食鍋」が決して追い風でないなかで、「外食でなければ楽しめない鍋」の魅力とは、わざわざ外食で食べたい鍋とはどのようなものでしょうか? 「外食鍋」の魅力と2019年のトレンド鍋について解説してみたいと思います。

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