知られざる江東区のチャイナタウン! 「亀戸中央通り商店街」のガチっぷりがすごい
2019年10月14日
知る!TOKYO亀戸で現在勢いのあるチャイナタウンについて、ルポライターで著作家の昼間たかしさんが解説します。
墨東の雰囲気を残しつつ、進化
東京東部の街・亀戸には昔から独特の香りが定着しています。総武線の隣の駅である錦糸町は墨東地域の中心都市。最近は駅北口で再開発が続き、各種の住みたい街ランキングでも上位に登場するようになりました。オシャレなショッピングモールもできて、ファミリー層に好まれる雰囲気があります。

「青山にでもなりたいのか」という感じに進化する錦糸町に対し、亀戸はまったく別の進化を続けています。墨東の伝統的な雰囲気が、21世紀型に進化しているというところでしょうか。
亀戸には1997(平成9)年に郊外型ショッピングモールの先駆けといえる「サンストリート亀戸」が誕生。通常、こうした店舗ができると再開発によって十把一絡げな街になってしまいますが、亀戸はそのようになりませんでした。亀戸の持つ独特のディープさは十把一絡げな進化を拒否し、独自の進化を遂げたのです。
その結果、亀戸はとてつもなく興味深い街になっています。その中でも筆者が、明日にでもすぐに出かけてほしいと全力でおすすめするのが「亀戸チャイナタウン」です。
チャイナタウンというと、日本では横浜にある中華街が親しまれてきました。ただしここは観光地。あちこちに観光客向けの店舗が建ち並んでいます。デフレの時代を迎えてからは食べ放題の店が増えて、また人気になっているのはテレビ番組などを通じて知られるところです。

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