友人や親の死で人生のはかなさを感じるも銭湯でのひと言に勇気づけられた漫画「まったくその通りだなぁ~」
2019年9月29日
オリジナル漫画銭湯と大衆食堂飲みをこよなく愛する、エッセイスト・イラストレーターのおのみささんが描く下町ブギウギ漫画です。
「人の一生はわからない」ことがわかった
おのみさ(ペンネーム)さんは東京の下町に暮らすエッセイスト・イラストレーターです。もともとは代官山に暮らしていましたが、今やすっかりオンナ寅さん化。趣味は銭湯からの大衆食堂飲みだといいます。そんなおのさんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画、今回のテーマは「銭湯で人の一生について考える」です。

――おのさん、今回の作品を作った背景を教えてください。
ここ2~3年、身近な人たちの死に相次いで立ち会ったため、彼らの一生についてぼんやりと考えることが多くなったからですね。
――ご自身の50年を振り返って、ひと言お願いします。
やれていないことはたくさんあります。でも今は楽しく暮らしているので、なかなか頑張ってきたんじゃないかと思っています。
――「人の一生」とは、どのようなものかわかりましたでしょうか。
いやいや、「人の一生はわからない」ということがわかりました(笑)。
――ちなみに、銭湯のおばちゃんたちはおいくつぐらいなのでしょうか。
70歳前後だと思います。
――そうだとすると、おのさんより「死」が身近であるおばちゃんたちは、なぜ明るくいられるのでしょうか。
おばちゃんたちいわく、「目はよく見えないわ、耳は聞こえないわ、腰やヒザは痛いわ、物忘れはするわで、もう毎日大変よ~。こうなったらもう、笑うしかないわよ~」なんだそうです(笑)。銭湯という場所が彼女たちのコミュニケーションの場所になっていて、そこで色々な愚痴などを言い合って、笑い合えているからではないでしょうか。
――その言葉を聞いて、「感動!!」したそうですね。
きっと人生の酸いも甘いも苦いも渋いもしょっぱいも、ぜ~んぶ経験した上で出た言葉なんだと思ったからです。いやまったくその通りだなぁ~と。
――おばちゃんの年齢になった自分自身に、ひと言お願いします。
「銭湯や酒場で、周りの人達と楽しく過ごしているかね?」
――漫画の読者にひと言お願いします。
今を大事に、楽しく生きていきましょう!
おすすめ

New Article
新着記事
-
おとなりの猫たちと「うちの子」の意外な共通点 7年気づかなかった事実を描いた漫画「今まで全く知らなかった」
2021年10月31日
-
2歳児子育て中のハプニング おむつ替えで母も子も思わずさけんだ出来事の漫画「思うようにいかない、の繰り返し」
2021年10月30日
-
シースルー服を着る女子って見せたいの? 見せたくないの? 微妙な乙女心を描いた漫画「奥が深い……」
2021年10月24日
-
島の子たちはサメと一緒に泳ぐ? 冗談だと思っていたら本当で驚愕した漫画「ほんまにサメがいた!」
2021年10月23日
-
【アラフォー物件購入】予算内のマイホーム探し トンデモ物件の数々に呆然とした夫婦の漫画「もう疲れたよ(泣)」
2021年8月16日
Weekly Ranking
ランキング
- 知る!
TOKYO - お出かけ
- ライフ
- オリジナル
漫画