時短家電は「手抜きツール」と考えていた私を変えた、忘れられないひとつの言葉
2019年8月5日
ライフ核家族化が進みワンオペ育児などが発生しやすくなった現在、食洗機やロボット掃除機といった「時短家電」が注目されています。しかしその使用を素直に受け入れられない人たちも。原因は、家事に対する「罪悪感」です。その克服方法について、3児のママライターである宮野茉莉子さんが語ります。
ママはなぜ「罪悪感」を感じるのか
ママが普段の日以上に忙しくなる夏休みは、実は「時短家電」導入を検討するチャンスです。また夏のボーナス支給日を迎えるため、お財布的にもハードルが下がりやすくなります。

あとはママ自身の心の中にある、時短家電に頼ることへの「罪悪感」をどのように払しょくするかがカギです。せっかく購入しても「使っていて後ろめたい」「結局使わず、これまでのように無理している」のでは意味がありません。
まず把握したいのが、便利なものに罪悪感を感じる「理由」です。昔と比べて家族の人数が減り、その上、ワンオペ育児(ひとりで仕事、家事、育児のすべてを行うこと)を行うようになったのですから、便利なものに頼るのは当たり前。それなのに、ママは罪悪感を感じています。
理由はさまざま。夫や実親、義両親などの「他人から言われて」や、ママ友や旧友などの「他人の暮らしと比較して」感じることもあるでしょう。また、「親がしていたように自分もすべき」と、自らの子ども時代と比較することもあります。また、ドラマ作品などを見て、いつの間にか「『家事は丁寧に』という風潮に縛られていた」というケースもあるでしょう。
誰しも外部の情報からの影響を受けますが、日々の生活を続けるのは結局自分自身です。あくまでも自分を軸にして、自分の身体や心、頭のキャパシティーを把握し、「自分は何を大切にして、何を簡略化したいか」を考える必要があります。

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