新宿から30分チョイ、そんな「東村山」に人気プロデューサーが住み続ける「12の理由」
2019年7月21日
知る!TOKYO皆さんは「東村山」という地名を聞いて、何をイメージしますか? おそらく即答できる人は決して多くないでしょう。ひょっとしたら都民でも、東村山がどこに位置するのか分からない人もいるのでは。そんな東村山の魅力を、イベントプロデューサーで、「誰も教えてくれない イベントの教科書」の著書があるテリー植田さんが解説します。
ゴールデン街から家まで電車1本、35分
イベントプロデューサーのテリー植田です。いきなりですが、東村山市に住んで15年になります。そして市内で引越し5回。この原稿の依頼をいただき、良い機会なので、なぜ東村山に僕は15年も住んでいて今も居心地よく住み続けているのか、勝手ながら再確認をしようと思います。

東村山に自宅があり、西武新宿線久米川駅が最寄り駅です。東村山は、なぜか遠い国のように思われがちですが、実は東京都内で、東京都の東村山市なのです。西武新宿線の西武新宿駅から久米川駅はちょうど30分と意外に近い。
新宿歌舞伎町ゴールデン街で毎週のように呑んでいる私にとって、ゴールデン街から家まで電車1本、ドアツードア35分で到着するのは非常に便利。新宿に住んでしまうとゴールデン街には近くなるけどもどっぷり浸ってしまいそうなので、これくらいの距離感がちょうど良いと思っているのです。
15年間で、東村山でいろんなことがあり過ぎました。転職。離婚。慰謝料調停。マンション売却。独立、フリーランスに。農園入園。再婚。出版。引越し5回。それでも東村山は嫌にはならずにずっと住んでいるのです。
リーズナブル過ぎる家賃、駅近ワンルームで3万円代から
僕が東村山が居心地が良いと思っているポイントを思いつくまま挙げてみます。
・毎週呑んでいる新宿歌舞伎町ゴールデン街から35分、西武線1本で帰宅できる。
・不動産、家賃がリーズナブル過ぎる。3LDKが7万円代からある。駅近ワンルームで3万円代からと驚異の家賃。
・おいしいエスニック料理店が非常に多い。タイ、ベトナム、ミャンマー、ネパール、インド、イタリアン、中華料理店などが駅前に密集している。
・カラオケスナックが駅前に多い。1人2000円で歌って呑むことができる店がほとんど。
・多文化共生の街。アジア人が多く住んでいる。ベトナムからの技能実習生、日本語留学生が非常に多い。
・僕は志村けんさんに憧れていた小学生だった。
・河瀬直美監督の映画作品『あん』の舞台になっている。自宅周辺がロケ地。
・市民農園に入園し2年間、野菜は自給自足の生活をしていたことがある。入園時代は野菜中心の食生活で痩せていた。
・自然が豊か。トトロの森がある。トトロの森とは、東村山と所沢にまたがる狭山丘陵のこと。
・野良猫3匹(ミーちゃん、クロちゃん、シロちゃん)が、家に来てくれた。久米川駅前の猫マンションに引っ越し、居心地が最高。
・自宅周辺の良い店が集中している。中華料理の「笑顔」(評判の中華料理とレアな日本酒の組み合わせが最高)、旬の魚と野菜が美味い「も暖亭」、レゲエのかかる「BARボージャングル」(レモンビールをいつも飲む)、豆を挽いてくれるコーヒー問屋「ながさわ」、世界一美味いと思っているナン・カレー屋の「ナンバガン」(エビカレーが最高)、シベリアを今も販売するパンの「木村屋」などなど。
・市長の渡部尚さんが気さくな市長でお祭り好き。コミュニケーションを大切にされていて、SNSの使い方が素晴らしい。
と、ざっとこれだけ好きなことがすぐに出てきます。
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