欧州×東京のカルチャーミックス!フランス産バターやチョコ―専門店が手掛けるベーカリーショップ3選

  • グルメ
  • 六本木一丁目駅
  • 学芸大学駅
  • 有楽町駅
  • 神谷町
  • 銀座一丁目駅
  • 銀座駅
欧州×東京のカルチャーミックス!フランス産バターやチョコ―専門店が手掛けるベーカリーショップ3選

\ この記事を書いた人 /

INDULGEのプロフィール画像

INDULGE

ライター・デザイナー

ライターページへ

さまざまなベーカリーショップが立ち並ぶ東京。最近はパン以外の分野の専門店が手掛けるベーカリーが増えています。今回は、「欧州ブランドの人気店が手掛ける新ベーカリー」について、デザイナーのINDULGEさんがご紹介します。

東京で味わうEU発ベーカリー

 世界中のあらゆるパンが集まる東京。新しいベーカリーショップが続々とオープンするなか、人気をけん引しているのがヨーロッパ・ブランド発のベーカリーショップです。オープン当初は大混雑で、整理券必須だったり、個数制限があったりすることも。買い求めるのが大変な場合もありますが、混雑が落ち着いてきたら、やっぱり食べてみたい!

 今回は新年にぴったりの、ちょっとぜいたくなパンが並ぶ2023年後半にオープンしたベーカリーをご紹介します。ヨーロッパ仕込みの極上パンを東京で食べられる幸せを感じつつ味わってみてはいかがでしょう?

フランス・リヨンより上陸「Goûter-グテ-」(画像:ジェイ・ワークス株式会社リリース)



【千代田区】GODIVA Bakery ゴディパン 本店/GODIVA初のベーカリーショップ

 2023年8月にオープンし、GODIVAにとって全世界初出店となった「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」。初日は前夜からお客さんが並び、1人4個までという制限がついたほどの人気ぶりでした。現在は当日午前9時の店頭配布整理券に加え、前日にデジタル整理券も配付されるので、比較的スムーズに買い物ができます。

 「町のパン屋さん meets ゴディバ」をコンセプトに、ショコラティエとしてのゴディバの高級感は残しつつも、日本で独自に育まれてきた菓子パンや総菜パンのなつかしさも加味されたメニューを味わえます。

パンを通してチョコレートやカカオの魅力をたっぷり味わって(画像:ゴディバ ジャパン株式会社リリース)

 「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」ではゴディバらしいこだわりのつまったメニューが並びます。1番人気は日本生まれの菓子パンをゴディバ流にアレンジした「コロネ」。

 カカオの香り豊かなチョコレートカスタードクリームたっぷりの「コロネ(ショコラ)」にはブリオッシュ生地、イチゴ味のホワイトチョコレートカスタードクリームを包んだ「コロネ(ストロベリー)」には懐かしいチョコパン生地、宇治産の抹茶パウダーを練り込んだホワイトチョコレートカスタードクリームの「コロネ(抹茶)」には豆乳パン生地と、3種類のクリームにあったパン生地が用いられています。それぞれ、中にはダークチョコレートのバーが入れ込まれており、さすがのゴディバらしい味わいです。

写真左より「コロネ(ショコラ)」「コロネ(ストロベリー)」(「コロネ(抹茶)」(各453円)(画像:ゴディバ ジャパン株式会社リリース)

 ほかにもカカオの実のかたちの「ショコラの実」や、ベルギーのオープンサンドをゴディバ流にアレンジしチョコレートパイを使用した「タルティーヌ」など、魅力的なものばかり! 新発売の「G食パン (カカオフルーツ)」(540円)は、ブリオッシュ生地にカカオの果肉から絞ったトロピカルなジュースを混ぜ込んだゴディバならではの食パン。表面にはゴディバの「G」が焼き付けられているので、ギフトにも良さそうです。

 まだ未体験の方は、初春にゴディパンデビューしてみませんか?

写真左:チョコレートチャンクがゴロゴロ入った「ショコラの実」」(270円)/写真右:ゴディバ流オープンサンド「タルティーヌ(ダークショコラ)」(702円)(画像:ゴディバ ジャパン株式会社リリース)

【港区】ÉCHIRÉ L’ Atelier du Beurre/エシレバターのおいしさを極限まで引き出した極上の味わい

 2023年12月1日に「麻布台ヒルズ」にオープンしたのは、フランス産発酵バター「エシレ」の専門店「ÉCHIRÉ L’ Atelier du Beurre(エシレ・ラトリエ デュ ブール)」。

「バターのアトリエ」という意味のラトリエ デュ ブールを店名に掲げたショップには、エシレバターをふんだんに使ったオリジナルのパンやスイーツがそろいます。ほぼすべてを店内で焼き上げているので、エシレのていねいな手仕事を間近に見つつ、出来たての味わいを楽しめます。

フランス産A.O.P.認定発酵バター「エシレ」をたっぷり!(画像:片岡物産リリース)

 バター・卵・牛乳・砂糖などの素材をふんだんに使った、お菓子のようなリッチなパンをフランス語でViennoiserie(ヴィエノワズリ)と呼びます。注目なのが、エシレバターをぜいたくに使った極上のヴィエノワズリ。その1つが、バターたっぷりのブリオッシュをクロワッサン生地で包んだ「ブリクロ・エシレ」。焦がしバターの香りとサクフワ生地の食感がたまりません。

芳醇なバターの香り「ブリクロ・エシレ」(2,160円)(画像:片岡物産リリース)

 エシレといえばクロワッサン。「ÉCHIRÉ L’ Atelier du Beurre」では、30cmもの大きなサイズの「グラン クロワッサン」(2,160円)、バターと小麦粉のバランスを追求したシンプルな「クロワッサン」(540円)、ダブルで折り込んだバターが染み出すリッチな味わいの「クロワッサン ドゥーブル」(648円)の3種が用意されています。それぞれの味わいを楽しんでみたくなりますね。

できればその日のうちにお召し上がりを(画像:片岡物産リリース)

 家族や友人宅への手土産にぴったりなのが「サントノレ」。フランスでは週末や特別な日にいただくケーキとして古くから親しまれています。サクサクのパイ生地の上にほろにがいキャラメルが香る軽やかなシュー、濃厚な3種のバタークリームで仕上げられたぜいたくなケーキは、大人な味わい。エシレバターのおいしさを余すところなく堪能できますよ。

エシレバタークリームたっぷりのフランス伝統菓子「サントノレ」(6,480円)(画像:片岡物産リリース)

【目黒区】Goûter/日本初の路面店、毎日食べたいフランスの“おやつ”

 フランス・リヨンのパティシエ兼ショコラティエ「セバスチャン・ブイエ」のプロデュースによる、どこか懐かしい”おやつ”をテーマにしたスイーツパンや焼き菓子の店舗「Goûter-グテ-」。2023年11月17日に日本初となる路面店がオープンしました。

 どこか懐かしい“おやつ”をテーマにした店舗には、セバスチャン・ブイエのこだわりが詰まったパンやお菓子がずらりと並びます。

特別な“おやつ”を選ぶワクワク感を味わって(画像:ジェイ・ワークス株式会社リリース)

 まず試してみたいのが「リヨンサンド フロマージュ」。円形のクロワッサン生地でゆず風味のクリーミーなチーズケーキをサンドし、フランボワーズのソースを利かせています。リヨンの銘菓・プラリネルージュ(赤いプラリネ)を使用した「クッサンルージュ」も要チェック。リヨンへと思いをはせながらほおばってみてください。

写真左:「リヨンサンド フロマージュ」/写真右:「クッサンルージュ」とヘーゼルナッツたっぷりの「クッサンプラリネ」(画像:ジェイ・ワークス株式会社リリース)

 ボリュームたっぷりの総菜パンも忘れずに。モルネーソースとゴーダチーズ、ハムを挟み、こんがりと焼き上げた「クロックブイエ」は、セバスチャン・ブイエ流のクロックムッシュ。休日のブランチにぴったりですね。

 低温でじっくりと熟成発酵させ仕上げた「バゲット」や、ゲランドの塩とカルピス発酵バターを使用した「塩バターロール」などのシンプルパンも要チェック。食べ飽きない味と食感に、パティシエならではのひと手間加えた職人技を感じます。

 焼きたての香りが漂う店内で、こだわりが詰まったパンをワクワクしながら選んでみてください。

写真左:濃厚ソースとチーズがとろける「クロックブイエ」/写真右:味わい深い「バゲット」「食パン」「塩バターロール」画像:ジェイ・ワークス株式会社リリース)

歴史ある本場の名店の味わいを楽しんで

 名だたる有名店が手がけるパンはどれもリッチな味わいで、いちど食べたらその味のトリコに。これまで多くの人たちを魅了し続け、愛されてきた理由がわかりますね。じっくりとこだわりのパンを味わって、幸せな時間をお楽しみください。

■GODIVA Bakery ゴディパン 本店
住所:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビル1F
TEL:03-6665-7916
営業時間:11:00~20:00(16:30以降は整理券なしでも入場可能。商品なくなり次第終了)
定休日:不定休(東京交通会館に準ずる)
アクセス:JR・東京メトロ有楽町線・銀座線「有楽町駅」より徒歩1分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」より徒歩1分
東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」より徒歩3分
※最新の営業状況、整理券詳細については公式サイトをご確認ください

■ÉCHIRÉ L’ Atelier du Beurre
住所:東京都港区虎ノ門5-9-1麻布台ヒルズ ガーデンプラザB/1F
TEL:03-5860-1621
営業時間:11:00~19:00
定休日:麻布台ヒルズに準ずる
アクセス:東京メトロ日比谷線「神谷町駅」直結
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」より徒歩3分
※詳細については公式サイトをご確認ください

■Goûter
住所:東京都目黒区鷹番3-8-1 Rhills
TEL:03-5724-3258
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜、第2・第4火曜
アクセス:東急東横線「学芸大学駅」より徒歩1分
※最新の営業状況については公式サイトをご確認ください

関連記事