話題の温浴施設「スパジアムジャポン」、サウナ好きの支配人が教える「とっておき」の楽しみ方
2019年6月29日
お出かけ2019年3月、東久留米市に関東最大級の温浴施設「スパジアムジャポン」がオープンしました。その特徴や、おすすめの楽しみ方などを、温泉ソムリエマスターの高橋里実がレポートします。
関東最大級の温浴施設
東久留米市に2019年3月5日(火)、関東最大級の温浴施設「スパジアムジャポン」(東久留米市上の原)がオープンしました。
15種類のお風呂とサウナ、関東最大の岩盤浴、浴場にはヘッドスパやシックスパックを刺激するジェットバスなど、最新設備を惜しみなく導入しているため、周辺地域だけでなく、メディアにも連日大きく取り上げられて話題となっています。

運営するのは、愛知県に湯楽、湯吉郎、そしてキャナルリゾートの3つのスパ施設を持つZIP(墨田区錦糸)です。
同社はもともと、東久留米市に特別なつながりがあったわけではないそうです。ある日、社長のもとに同市の上の原地区開発の話が舞い込んだため、地区周辺をよく調べてみると温泉が湧く可能性があることが分かりました。東久留米市は1985(昭和60)年に「平成の名水百選」に選ばれた土地だったことから、泉質が良く、とにかく大きな温浴施設を作ろうと計画したといいます。
他店舗での岩盤浴人気もふまえ、「これだけの需要があるならもっとたくさんの人が使えるようにしたい」と考え、2フロア分を岩盤浴に。また、良いお風呂に入った後は本格的なものを食べてほしいとの思いから、お食事処にはうどんの人気店「つるとんたん」系列の「山水草木」などに声をかけ、現在のスパジアムジャポンが完成しました。
劇団営業から転職した支配人の挑戦
そんな新しい温浴施設の支配人に就任したのが、清 和音さん。それまでは劇場の営業をしていたそうで、まったく違う業種からの転身です。
「最初は本当に違うところに来てしまったな、と戸惑いもありました。でも、お客様を迎えるという意味では共通していますし、喜んでいただきたいという思いは同じなので、私自身も楽しみながら働いています」
建物、設備、従業員、すべてが新しいスタートの温浴施設のため、その分大変なこともあるといいます。
「開放的な造りで新しい建物だからこそ、汚れている部分などがあると目立ってしまうんです。新しくてキレイですね、との声もありますが、そのキレイという印象を保っていただけるよう、常に細かいところまで清掃をしています。そして新規オープンなので今はお客様が多いですが、今後は常連のお客様を増やすことも課題です」

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