食の専門家集団がつくるカフェから小学館コラボカフェまで!新しくオープンした都内注目カフェ3選【池尻大橋・神保町・立川】

  • カフェ・スイーツ
  • 池尻大橋駅
  • 神保町駅
  • 立川駅
食の専門家集団がつくるカフェから小学館コラボカフェまで!新しくオープンした都内注目カフェ3選【池尻大橋・神保町・立川】

\ この記事を書いた人 /

逆瀬川勇造のプロフィール画像

逆瀬川勇造

不動産ライター

ライターページへ

都内では個性的なカフェが続々とオープン。リノベーションしたホテルレジデンスのこだわりカフェや、日本茶の老舗が提案する新しいお茶の楽しみ方ができるカフェ、有名出版社のコラボメニューが楽しめるカフェなど、実にさまざま。今回は都内に新しくオープンした話題のカフェについて、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。

 独自のコンセプトを打ち出すカフェや話題のカフェなどが集まる東京都内では、日々、新たなカフェが誕生しています。仕事の合間や移動のスキマ時間に利用したり、休日にカフェ巡りを楽しんだりする方も多いのではないでしょうか? 本記事では、都内に最近オープンした3つの注目カフェをご紹介します。

おいしいフードやドリンクを楽しみながら心安らぐ時間を過ごそう(画像:株式会社301リリース)



【池尻大橋】8月18日オープン!大規模リノベーションされた大橋会館/「Massif」

 元々、宿泊や研修施設として利用されてきた「大橋会館」が、築48年の建物の大規模リノベーションを実施。1階に飲食店や多目的スペース、2~3階にシェアオフィス、4~5階はホテルレジデンスとプライベートサウナで構成される、池尻大橋周辺エリアのカルチャーを反映した「街と外をつなぐ」複合施設へと生まれ変わりました。

昭和のテイストが残ったままの外観が印象的(画像:株式会社301リリース)

 そんな大橋会館の1階にオープンしたのが、日本橋で人気のカフェベーカリー「Parklet(パークレット)」を手がける食の専門家集団「Terrain」による「Massif(マッシーフ)」です。Terrainは世界のフードシーンとつながる、生産者や醸造家、シェフ、バリスタといったメンバーで構成されているチームです。

 「Massif」は、朝はコーヒーとペストリーを提供するカフェ、昼から夜にかけては、日本の食材とテイストで作るヨーロッパやアメリカの料理をワインと共に楽しめるバー・レストランです。

 料理は、星付きレストランでの豊富な経験を持つカリフォルニア出身のシェフが担当。ワインはロンドン出身のソムリエが担当しており、ナチュラルワインを含めて常時2,000本以上の多種多様なワインが取りそろえられています。

提供料理のイメージ(画像:株式会社301リリース)

 4~5階部分には、短期滞在だけでなく、長期滞在が可能なホテルレジデンスも。1泊から泊まれるプランだけでなく、シェアハウスのように住むプランの2種類が用意されています。外泊日を申請するとホテルとして再販され、日数分の利用料金が減額される「リレント」という日本初の制度も導入し、移住や多拠点生活へ柔軟に対応しています。

客室は必要最低限の設備を備えたシンプルな「ROOM A」とソファや作業スペースも備えた「ROOM B」の2タイプ、全61室となっている(画像:株式会社301リリース)

 また、5階ホテルレジデンスフロアの一角には、4名まで同時に利用できるプライベートサウナも。オフィスやホテル利用者だけでなく一般利用もできるので、サウナを楽しんだ後に1階の「Massif」でフードやドリンクを楽しむのもおすすめです。

三軒茶屋のCDレコードショップを手がける「Kankyo Records」がサウナ内のロウリュとBGMを担当。ぜいたくなサウナタイムを満喫できる(画像:株式会社301リリース)

■大橋会館
住所:東京都目黒区東山3-7-11
・Massif(1F)
営業時間:【カフェ】8:00~16:00/【バー】12:00~23:00
【レストラン】12:00~15:00(L.O.14:30)/18:00~23:00(L.O.21:30)
※9月中旬グランドオープンまではコーヒー、ペストリー、ランチ、ディナーをアラカルトにて提供
定休日:月曜
・サウナ大橋会館(5F)
営業時間:15:20~23:30(100分)
料金:14,000円
アクセス:東急田園都市線「池尻大橋駅」東口より徒歩3分

【立川】お茶の新しい楽しみ方を提案!/「山本山 フジヱラボ エキュート立川店」

 続いてご紹介するのが、「上から読んでも下から読んでも山本山」のフレーズでおなじみの株式会社山本山による、新しいスタイルで日本茶を楽しめるカフェ「山本山 フジヱラボ エキュート立川店」です。

江戸時代から続く茶商の提供する新しいお茶体験ができる。3種の海苔を使用しほうじ茶だしで食べる「海苔だく茶漬け」は看板メニューとして人気◎(画像:株式会社山本山リリース)

 「山本山 フジヱラボ エキュート立川店」は、1690年(元禄3年)に茶商として江戸・日本橋に創業した山本山が、伝統ある日本茶を新しいスタイルで楽しめるカフェとして運営するコンセプトショップ。2021年4月に新宿にオープンしたドリンクスタンドに続き、クロッフルやお茶漬けなどの食事メニューも楽しめるカフェとしてエキュート立川内にオープンしました。

 山本山の持つお茶の知識やノウハウが詰まった、新しいお茶の楽しみ方を提案してくれる、今注目のカフェです。

 注文を受けてからその場で点てる、上質な宇治抹茶を使った「手点て抹茶ラテ」や、香ばしいほうじ茶を爽やかに楽しむ「ほうじ茶ソーダ」など、新しいお茶のスタイルが楽しめます。

【立川店限定】「手点て抹茶ラテ」にイチゴとフランボワーズのピューレを合わせた「\Hello!/ TACHIKAWA LATTE(ハロー!タチカワ ラテ)」(イートイン662円/テイクアウト650円)。抹茶の旨みと2種の爽やかなベリーの甘みが合わさったぜいたくな味を楽しめる(画像:株式会社山本山リリース)

 また、山本山のもう1つの柱ともいえる「海苔」の味を堪能できるメニューが用意されているのもポイント。

 仕事にプライベートに忙しい日々を過ごしている方は、上質なお茶と海苔の香りで心も体も満たす体験をしてみてはいかがでしょうか?

茶葉が香るアイスとソースで食べる熱々のサクッとした「クロッフル(抹茶・ほうじ茶)」(1,000円)も(画像:株式会社山本山リリース)

店内は、過度な装飾は行わず、シンプルな空間になっているのが特徴。立川駅構内のエキナガ商業施設「エキュート立川」内にあるため、利用シーンとしてはショッピングや移動の合間のスキマ時間を想定。心と体をリセットして、フレッシュな気持ちで次の目的地に向かえるような空間づくりを目指しているとのことです。

”Quick&Comfortable“な空間を目指し、店内に36席の客席が配置されている(画像:株式会社山本山リリース)

■山本山 フジヱラボ エキュート立川店
住所:東京都立川市柴崎町3-1-1 JR東日本立川駅構内 エキュート立川2F(改札外)
TEL:042-527-5539
営業時間:【月~土】7:00~22:00/【日・祝】7:00~21:00
定休日:不定休
アクセス:JR中央線・青梅線・南武線「立川駅」構内

【神保町】小学館とのコラボメニューも楽しめる/「Cafe Lish」

 8月8日、本の町・神保町にある小学館ビルの1階にオープンしたばかりの「Café Lish(カフェリッシュ)」も注目カフェの1つです。

 日本を代表する出版社の1つである小学館の本社ビル1階という⽴地を⽣かし、小学館とコラボした期間限定メニューを提供するなど、「遊び⼼」や「多様性」を表現したカフェとなっています。

地域に根付く文化創造の場を目指すとのこと(画像:株式会社ノンピリリース)

 小学館コラボの第1弾として8月8日から9月10日までは、期間限定でカレーやクリームソーダといったドラえもんコラボメニューが楽しめます。今後も第2弾、第3弾とコラボメニューが登場予定とのことですが、一体どのようなコラボメニューが登場するのか、楽しみですね。

写真左:ジューシーなハンバーグをどら焼きの皮でサンドした「どら焼きバーガー(1,500円)」/写真右:夏の神保町にもマッチするキーマカレーをスペシャルに仕上げた「ドラえもん キーマカレーライス(1,500円)」(画像:株式会社ノンピリリース)
小学館の勉強マークにドラえもんとドラミちゃんが登場しているオリジナルラテアートも可愛い「ドラえもんの勉強マークラテ(650円)」(画像:株式会社ノンピ)

 かわいらしいビジュアルだけでなく、有名老舗ホテルを歴任して活躍したトップシェフによる料理の数々は、もちろん味も抜群。店舗で使用されているコーヒー豆は全て自社焙煎工場で焙煎しており、こだわり品質の本格コーヒーが堪能できます。

 また、カフェ店内にはドラえもんの多種多彩なコミックスも勢ぞろい。ドラえもんメニューを楽しみつつ、空き時間にドラえもんを読んで楽しむことも可能です。おいしいコーヒーや料理の数々と共に、その世界に浸ってみてはいかがでしょうか?

王道のてんとう虫コミックス『ドラえもん』をはじめ、さまざまなシリーズのドラえもんを楽しめる(画像:株式会社ノンピリリース)

■Cafe Lish
住所:東京都千代田区一ツ橋2-3-1 小学館ビル1階
TEL:03-6261-9889
営業時間【平日】9:00~21:00/【休日】10:00~18:00
定休日:不休
アクセス:都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」A8出口直通

続々とオープンするカフェで新しいカフェ体験を。

 本記事では、2023年に新オープンしたばかりの都内の注目カフェについてご紹介しました。

 都内では、個性的なカフェやレストランが続々とオープンしています。それぞれの店舗で独自のコンセプトや特徴を持っており、ちょっとぜいたくな気分を味わえたり、これまでにない体験ができたりと新しい発見があるかもしれません。ひとりではもちろん、ご友人や大切な方との素敵なカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?

関連記事