まるで昭和の光景! 町の電気屋さんで「東京五輪」を観戦する人たちに21万いいね「力道山の時代だ」「スポーツの魅力は変わらない」
あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。1964年の東京五輪みたい「昔ながらの電気屋の前で通行人が足を止めてオリンピックの試合を観ている光景、令和じゃない感がある」―― そんなつぶやきとともにツイッターにアップされた何気ない1枚の画像が、21.4万もの いいね を集める大反響を呼んでいます(2021年7月29日17時30分現在)。 投稿したのは、□TNGC□さん(@phi496)。 東急目黒線・大井町線が停車する大岡山駅前(大田区北千束)、「マツヤデンキ大岡山店」という看板を掛けた町の電気屋さん。 子どもからお年寄りまで大勢の人々が立ち止まり、店頭にあるテレビに映し出されるオリンピック中継の様子を食い入るように見つめています。 いつの時代もスポーツは人を夢中にさせる ツイッターでは、この画像を見たユーザーたちから 「昭和? 昭和なの?」 「すごくすてきな風景だ」 「力道山の時代を連想した」 「こういうのいいよね。今、オフラインで“知らない誰か”と物事を共感する機会が少ないから」 「ニッポンの風景っていう感じだな」 と、世代を超えてさまざまな共感の声が寄せられました。 まるで昭和の東京五輪? 町の電気屋さんで真剣に観戦する人々(画像:□TNGC□さんのツイート) □TNGC□さんは、自身で撮影したこの光景について 「時代錯誤といった感覚を覚えましたが、むしろそうではなくて、スポーツがいつの時代も人々を夢中にさせるものなのだと気づきました」。 モノクロ写真にしたら「さらに昭和っぽい!」モノクロ写真にしたら「さらに昭和っぽい!」 新型コロナ禍でのオリンピック開催。世間では賛否両論が聞かれますが、 「こうした観戦は『密』を招くという指摘もあるし、気を付けないといけませんが、スポーツがこれほどに人々を夢中にさせているのも事実です。いい面、悪い面を同時に見ながらオリンピックを楽しみたいと私は思っています」 と話してくれました。 ちなみにこの画像について、 「モノクロに加工して『東京オリンピック(1964年)』って注釈を付ければ本当にそれっぽくなるね」 と□TNGC□さんがつぶやいたところ、さっそく別のユーザーたちが画像加工をほどこして次々にアップ。 「本当に昭和のオリンピックの写真みたい」 といった歓喜の声が上がる一方、 「電動自転車が写り込んでいるから(現代だと)バレちゃうね!」 と鋭いツッコミも入れられて、ツイッターはさらに大盛り上がりです。 人々が思わず足を止め、固唾(かたず)を飲んで見守ってしまうほどの誘引力を持つ選手たちの熱戦。その魅力は57年前と何も変わりません。 ※□は、四葉のクローバーの絵文字
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