昭和の小学校で当たり前だった「座高測定」が知らぬ間に姿を消したワケ

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昭和の小学校で当たり前だった「座高測定」が知らぬ間に姿を消したワケ

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日野京子

エデュケーショナルライター

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学校で定期的に行われる身体測定。そのなかでも、昭和世代にとって印象的だったのが座高測定でした。エデュケーショナルライターの日野京子さんがその歴史を解説します。

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     外遊びの機会が減少し、運動器(全身の骨格、筋肉、関節、腱、靭帯)の機能が十分でない児童・生徒が問題視されています。  昭和世代からすると驚くような項目ばかりですが、これも現在の児童・生徒には必要な検査なのです。また運動器の検診を通じて、児童・生徒や保護者に日頃の姿勢や習慣を考えるきっかけにもなっています。  検査に引っかかれば専門医に見てもらう必要があり、場合によっては治療しなければなりません。ある意味牧歌的だった座高測定に比べて、何とヘビーな項目でしょうか。  身体測定や健康診断は一見、昭和時代とあまり変わり映えのないように見えますが、実は時代に合わせてマイナーチェンジしているのです。
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    日本学校保健会が運営する「学校保健」(画像:日本学校保健会)
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    座高測定のイメージ(画像:イラストAC)
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