戦争と感染症が生み出した奇跡の保存食 「缶詰」の知られざる歴史とは【連載】アタマで食べる東京フード(16)

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戦争と感染症が生み出した奇跡の保存食 「缶詰」の知られざる歴史とは【連載】アタマで食べる東京フード(16)

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畑中三応子

食文化研究家・料理編集者

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味ではなく「情報」として、モノではなく「物語」として、ハラではなくアタマで食べる物として――そう、まるでファッションのように次々と消費される流行の食べ物「ファッションフード」。その言葉の提唱者である食文化研究家の畑中三応子さんが、東京ファッションフードが持つ、懐かしい味の今を巡ります。

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    「ROJI日本橋」には、オンラインショップでは買えない限定品も並ぶ。いちばん左は、三重エスカルゴ開発研究所が飼育した希少なブルゴーニュ種エスカルゴを使用。ガーリックバターで味つけした(画像:畑中三応子)
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    このときのスタッフおすすめは、「マテ茶鶏のオリーブオイル漬け」。マテ茶を混ぜた飼料で飼育した甘味のある鶏肉を用い、料理の材料としても活用できるという(画像:畑中三応子)
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    日本橋のたもとにある「ROJI日本橋」。「k&k缶つま」のほか、健康系おつまみシリーズの「飲み活ラボ」などもそろう(画像:畑中三応子)
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    今や日常食のお供としても浸透した缶詰。その進化は、感染症流行、自然災害、戦争などの歴史と切り離せない(画像:写真AC)
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    ナポレオン(画像:ジャック・ルイ・ダヴィッド)
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    1881年『第二回上野内国勧業博覧会ノ図』(画像:国立国会図書館デジタルコレクション)
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    鮭ハラス(左下)、かき(左上)は、ともに濃いうま味とスモークの香りがよい相性。ベーコン(右)はマスタードの甘味と酸味がとけ合い、温めると脂がとろけて一体感が強まる(画像:畑中三応子)
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