東日本大震災から10年――天災・戦災を見つめ続けた作家「吉村昭」をいま振り返る

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東日本大震災から10年――天災・戦災を見つめ続けた作家「吉村昭」をいま振り返る

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小川裕夫

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天災・戦災を通して、「生と死」を見つめ続けた作家・吉村昭をご存じでしょうか。そんな吉村の軌跡について、フリーランスライターの小川裕夫さんが解説します。

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    吉村昭の著作『三陸海岸大津波』(画像:文芸春秋)
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    吉村昭の著作『関東大震災』(画像:文芸春秋)
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    吉村昭の著作『東京の戦争』(画像:筑摩書房)
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    吉村昭の妻・津村節子の著作『三陸の海』(画像:講談社)
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    荒川区荒川にある複合施設「ゆいの森あらかわ」。吉村昭記念文学館が入居している(画像:小川裕夫)
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    荒川区荒川にある複合施設「ゆいの森あらかわ」。吉村昭記念文学館が入居している(画像:小川裕夫)
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    東日本大震災により全域で大きな被害が出た田野畑村は、比較的に被害が軽微だった田野畑駅を生活拠点にしていた。撮影2011年8月1日(画像:小川裕夫)
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    田野畑村内にある島越駅は津波により駅舎全体が流出。駅前の宮沢賢治の詩碑だけが残った。現在、駅舎は再建し、待合室には吉村昭の書籍を取りそろえる吉村文庫が開設されている(画像:小川裕夫)
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