人気洋生菓子「マロンシャンテリー」 お待ちかねの新栗の季節限定プレミアム版が到来!
東京発祥の洋生菓子で、60余年の長きに渡り不動の人気をもつ「マロンシャンテリー」。期間限定で、国産新栗を使った「プレミアム マロンシャンテリー」が食べられる季節が到来しました。この時季に食べるのを楽しみにする人たちも少なくない、秋の風物詩ともいえるものです。通常のマロンシャンテリーとはどう違い、どんな飲み物と合わせるとより楽しめるのでしょうか。「ツウ」にとっては風物詩、栗本来の美味しさをより楽しめる 東京発の洋生菓子で、60年以上の長きにわたって不動の人気をもつケーキがあります。「流行のスイーツ」より「定評のあるスイーツ」派という大人女子たちは恐らくご存知、東京會舘の「マロンシャンテリー」です。 限定発売されるプレミアム マロンシャンテリー。新栗の季節が最も旬の美味しさを楽しめる(画像:東京會舘)。 1950年頃に、日本洋菓子の祖として知られる東京會舘初代製菓長の勝目清鷹さん(故人)が、モンブラン(白い山のデザート)を見て発案したといわれています。それはまるで、新雪を被った山の頂が雲の上から姿を覗かせ、朝日に照らされて輝く様子をイメージしたかのよう。まばゆいばかりの生クリーム装飾のなかに、黄金色の栗が包み込まれています。 マロンシャンテリーに使われているのは、生クリームと栗だけです。それゆえに、出来栄えはパティシエの腕と素材に左右されるのですが、登場した当時から味も見た目も変わっていないとのこと。東京會舘の関係者は「良い意味で進化はせず、当時の味を守り続けています」と話します。 このマロンシャンテリー、1年中食べられますが、「ツウ」にとっては風物詩といえるものでもあります。秋に期間限定で、国産新栗を使った「プレミアム マロンシャンテリー」が登場するからです。 プレミアムバージョンでは、国産の新栗を煮込んで灰汁(あく)を取る作業を何度も繰り返し、上質なバニラビーンズとともにシロップ漬けにしてから、丁寧に裏ごししていきます。新栗ならではのほっこりとした食感と素材そのものの甘さが、クレームシャンティイ(泡だてたクリーム)と口の中でなめらかに溶け合い、上品な味わいを醸します。栗本来のおいしさをより味わえる、まさに旬の一品です。 プレミアム マロンシャンテリーの味わいを引き立てる飲み物は? プレミアム マロンシャンテリーは、どんな飲み物とよく合うのでしょうか。前出の関係者によると、コーヒーの「トアルコ・トラジャ」がおすすめとのこと。インドネシアのスラウェシ島のトラジャ地方でのみ産出される豆を使ったコーヒーです。絶妙なバランスの酸味と苦みを感じる香り高いトアルコ・トラジャは、上質な甘さのプレミアム マロンシャンテリーの美味しさを引き立てるといいます。 プレミアム マロンシャンテリーの販売期間は10月1日(月)から31日(水)までです。浜松町東京會舘の「レストラン レインボー」と如水会館の「カフェ&パブ マーキュリー」の2館のみで限定販売されます。イートイン、持ち帰りの両方が可能で、価格は1500円(税込)です。 浜松町東京會舘の「レストラン レインボー」(画像:東京會舘)。 実り豊かな秋の幸福。それをいつもよりちょっと贅沢なケーキ、プレミアム マロンシャンテリーでたっぷりと味わってみてはいかがでしょうか。 ●浜松町東京會舘 レストラン レインボー ・住所:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル39F ・アクセス:都営地下鉄各線「大門駅」B3出口直結、各線「浜松町駅」に隣接 ・営業時間:ランチ 月曜~日曜、祝日11:30~16:00(L.O.15:00)、ディナー17:00~22:00(L.O.21:00) 日曜、祝日は〜21:30(L.O.20:30) ※プレミアム マロンシャンテリーを含め、イートインはサービス料が10%かかります。 ●如水会館 カフェ&パブ マーキュリー ・住所:東京都千代田区一ッ橋2-1-1 1F ・アクセス:東西線「竹橋駅」3a出口から徒歩3分 ・営業時間:11:00~22:00 ※2018年9月現在の情報です。
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