介護脱毛ってなに？メリット・デメリットと必要性を詳しく解説！

　「介護脱毛」という言葉をご存じでしょうか？

　近年芸能人も次々と介護脱毛をしていると明かし注目を浴びている脱毛方式のため、聞いた　ことがある方もいるかもしれません。

　しかし名称は聞いたことがあっても、どこを脱毛し、どのようなメリットやデメリットがあるのかまで知っている方は少ないかもしれません。

　介護脱毛は「若いから必要ない」というものではありません。事故や病気で障害を負うリスクは誰しもが持っているからです。

　ぜひ、早いうちから検討できるよう、この記事で介護脱毛について知っていってくださいね。

※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、クリニック紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。

　介護脱毛とは、将来介護を受けることを前提として事前にアンダーヘアの脱毛をすることです。

　年齢を重ね排泄介助が必要になると、下着の中を清潔に保つことが難しくなります。

　排泄物がアンダーヘアに絡まってしまうと介護者の負担になりますし、介護される側の心の負担も大きくなってしまいます。

　そこで、両者の負担を減らすことを目的に、アンダーヘア、つまりVIOをあらかじめ永久脱毛しておこうと考える人が年々増えているのです。

　ここからは、介護脱毛を行う上でのメリットとデメリットについて紹介していきます。

　介護脱毛をするべきかどうか悩んでいる方は、ぜひこちらを参考にしてくださいね。

　年齢を重ね足腰が弱くなってくると、「トイレへ行けても拭き取りができない」「おむつが必要になる」など、排泄介助が必要になる方が増えてきます。

　大人の排泄介助は赤ちゃんとは異なり、簡単にできるものではないため、介護者にとって大きな負担です。

　しかし介護脱毛によってアンダーヘアに付着する排泄物が少なくなれば、排泄後の拭き取りも、おむつ交換も容易になり、介護者の負担軽減になります。

　また介護者の負担を減らすことができれば、介護を受ける側の気持ちも少し楽になりますね。

　VIOの脱毛をするとおむつの中の通気性が増し、排泄物が毛に付くことも少なくなり、雑菌の繁殖を抑えられます。

　そのため、介護脱毛をすることで清潔さを保て、数時間おむつを着けていても臭いやムレが予防できます。

　おむつの中で排泄をすると、アンダーヘアに排泄物が付着します。

　さらに、おむつの中での排泄は排泄物が広がりやすく、時間とともに乾燥し、拭き取りが容易ではありません。

　排泄物を落とすために何度も拭き取りを行えば肌を痛めてしまいますし、一度傷ついた皮膚が治癒するまでには、非常に時間がかかります。

　若ければ若い方ほど想像がしにくいかもしれませんが、年齢とともに皮膚の治癒力は下がり、治癒するまでに数カ月間かかるというケースもあります。

　しかし介護脱毛をしておけばアンダーヘアに排泄物が絡まることがなくなり、肌トラブルの予防ができるのです。

　アンダーヘアが残っていると、排泄物が残っているかどうかを目視で確認しづらくなります。

　残った汚れは、雑菌を繁殖させ、臭いの要因になるだけではなく、感染症を引き起こすといったリスクもあります。

　またおむつの中が不潔な状態になっているとかゆみの原因にもなるため、そういった点からも介護脱毛を行い、衛生状態を保つことは重要です。

　一般的な脱毛は、メラニン色素といわれる毛の黒い色に反応するレーザーを照射し、脱毛をしていきます。その際に熱が発生するため痛みを感じます。

　介護脱毛の際に脱毛するVIOは、他の部位よりも毛が濃く、黒ずみも起こりやすい部位です。

　つまり、レーザーが強く反応するため、施術時の痛みを感じやすくなっています。

　また、VIOは他の部位よりも皮膚が薄い場所でもあり、そのことも痛みを感じやすい要因です。

　しかし近年では、脱毛器の進化や、麻酔の使用など、痛みを軽減させる工夫を行っているクリニックやサロンが増えてきています。回数とともに痛みも感じにくくなるため、必要以上に不安になる必要はありません。

　脱毛部位や施術時の格好など、VIO脱毛を受ける場合には恥ずかしさを感じる方がほとんどだと思います。

　中には、羞恥心や痛みに対する防衛反応が原因で濡れてしまう女性や、触れられることにより勃起してしまう男性もおり、余計に恥ずかしさを感じてしまうこともあります。

　しかし実際のところは、恥ずかしさを感じるのは施術前までという意見が大半ですので安心してください。

　脱毛の痛みは「輪ゴムで弾かれたような感じ」とよく言いますが、それをデリケートゾーンで経験したことがある方はいないといっても過言ではないでしょう。その初めての経験に、恥ずかしさなど忘れてしまう方がほとんどです。

　また、施術はプロのスタッフによって行われるため、恥ずかしさを感じる必要はありませんし、回数を重ねるごとに恥ずかしさは軽減していきます。

　脱毛にはいくつかの種類がありますが、介護脱毛の場合は「脱毛ができればどこでも良い」というわけにはいきません。

　そこでここからは、脱毛の種類と介護脱毛におすすめな脱毛方式について解説していきます。

　医療レーザー脱毛とは、医療用のレーザーを使用し、毛の生成と成長を促す「毛母細胞」を破壊する脱毛方式です。医療脱毛で使用されるレーザーは出力が強いため、クリニックなどの医療施設で、医療有資格者のみが施術できます。

　出力が強い分、効果が高く永久脱毛ができる点がメリットですが、光脱毛と比較して痛みを感じやすいといったデメリットもあります。

　費用は1回あたり10,000～50,000円です。脱毛は病気の治療ではないため保険適用にはならずすべて自費診療となります。

　しかし出力が強い分、1回あたりの効果も高く、光脱毛と比較すると5～6回程度の少ない回数で脱毛を完了できます。

　そのため、結果的に脱毛完了までの総額もエステ脱毛よりも安価に済む場合がほとんどです。

　光脱毛とは、肌に光を照射することで毛根にダメージを与える「光（フラッシュ）脱毛」のことで、脱毛サロンでエステティシャンによって行われます。

　光脱毛は医療脱毛と比較すると出力が弱く痛みをほとんど感じませんが、一時的な除毛と抑毛が目的のため、永久脱毛はできません。

　1回あたりの費用は10,000〜20,000円と比較的リーズナブルです。

　しかし脱毛完了までには11～12回以上の施術が必要ですし、永久脱毛は不可能なため、通い続けなければなりません。

　近年ではニードル脱毛ができるクリニックやサロンも増えてきています。

　ニードル脱毛とは、毛を無くしたい部位の毛穴へ針（ニードル）を穿刺して、0.5～0.5秒ほど電気を流し、毛根に直接ダメージを与え、毛母細胞を破壊していく脱毛方式です。

　一般的な医療レーザー脱毛や光脱毛は、メラニン色素（毛の黒色）に反応するレーザーを使用しているため、白髪の脱毛はできません。

　しかしニードル脱毛は毛根に直接電気を流して脱毛していくため、白髪でも脱毛が可能です。

　数ある脱毛方式の中で最も効果があり魅力的な脱毛方法ですが、非常に高額であるというデメリットがあります。

　ニードル脱毛の場合、ニードル脱毛の相場は、1本あたり250～400円です。個人差はありますが、VIOの毛は1,000～5,000本といわれていますから、VIO脱毛をすべてニードル脱毛にすると25万～200万円かかります。

　また、数ある脱毛方式の中で最も痛みが強いのもニードル脱毛です。痛みの感じ方や、どの程度の痛みに耐えられるかには個人差がありますが、大なり小なり必ず痛みは感じます。

　中には、痛みに耐えきることができずに、効果を満足に得られる前に脱毛を止めてしまう方もいるほどです。

　以上の特徴を踏まえた上で、介護脱毛におすすめなのは、安価に永久脱毛ができる医療レーザー脱毛になります。

　光脱毛は、永久脱毛ができず、定期的に脱毛に通う必要があるため、介護脱毛には向きません。

　また、ニードル脱毛は脱毛方式の中で最も高額で、最も痛みを伴うため、毛量が多く比較的痛みを感じやすいVIOの脱毛には向きません。

　ただし、毛の黒色に反応する医療レーザー脱毛では白髪の脱毛は不可能です。アンダーヘアに白髪が混じっている場合には、メインは医療レーザー脱毛、白髪のみニードル脱毛にすると良いでしょう。

　結論から述べると、介護脱毛は自身では行えません。

　家庭用脱毛器は自宅で簡単に行えるよう安全性を重視して作られているため、サロン脱毛よりもさらに光の出力が弱いのが特徴です。

　そのため、カミソリやワックス脱毛などと同様、効果は一時的で、介護脱毛には向きません。

　介護してもらうことを目的とした脱毛の場合、どこまで脱毛すべきかを悩む方もいるのではないでしょうか。

　毛をすべてなくすハイジニーナは、介護もしやすいですし衛生的ですが、抵抗がある方も少なくないと思います。

　介護脱毛の場合、Vラインに毛が残っていても問題はありません。IOラインをしっかりと脱毛し、Vラインは毛量を減らす程度でも、介護者にとってケアがしやすくなります。

　また、Iラインをしっかり脱毛することによる正面からの見え方が気になる場合には、VIラインが自然に見えるように脱毛してもらうのもおすすめです。

　結論から述べると「介護脱毛は絶対に必要」というわけではありません。

　一般的に毛は、年齢とともに細く薄くなっていきます。そのため、もともと毛が薄い方や毛量の少ない方は、絶対に介護脱毛が必要とは言い切れません。

　しかし、そうでない場合には、介護者と介護される側の双方にメリットがあるため、余裕のある方は検討することをおすすめします。

　医療従事者の中には、実際に介護をしてみて介護脱毛を決めた方もいます。

　介護脱毛の開始は、早ければ早いほど良いです。特に40代以降は、すぐにでも始めることをおすすめします。

　一般的な医療脱毛では、毛の黒色に反応するレーザーを使用するため、白髪に効果がありません。年齢を重ね、アンダーヘアに白髪の割合が増えてしまうと、脱毛を断られてしまう場合もあります。

　白髪が多くなってから介護脱毛を行う場合にはニードル脱毛での脱毛になりますが、ニードル脱毛は非常に痛みが強く高額なためおすすめできません。

　また、年齢を重ねると、男女ともに肌の乾燥が強くなります。肌が乾燥した状態で施術を受けると肌トラブルのリスクが増しますし、痛みも感じやすくなります。

　このような理由から、介護脱毛は早いうちに行うことをおすすめします。

　ここからは、VIO脱毛がおすすめの医療脱毛クリニックをご紹介します。

　介護脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

	クリニック名	特徴	VIO脱毛の料金	キャンペーン	脱毛方式	シェービング代	キャンセル料	営業時間
	レジーナクリニック	粘膜ギリギリまでの照射が可能 ▶公式サイト	5回92,400円	ー	蓄熱式・熱破壊式	手の届かない範囲は無料	予約日の2営業前20時まで無料	平日：12:00〜21:00 土日祝：11:00〜20:00 （休診日：各院）
	TCB東京中央美容クリニック	必要部位のみのオーダーメイド脱毛が可能 ▶公式サイト	5回 126,900円	学割・乗り換え割・誕生日特典	蓄熱式・熱破壊式	有料	2日前まで無料	10:00～19:00 （休診日：各院）
	リゼクリニック	コース終了後、特別価格で施術可能 ▶公式サイト	5回99,800円	学割・ペア割・のりかえ割・だれでも割・定額pay・HPリニューアル特別プラン	蓄熱式・熱破壊式	剃り残し分無料	無料	店舗によって異なる
	リアラクリニック	すべての部位から5カ所選択して脱毛できる ▶公式サイト	5回96,800円	学割・ペア割・乗り換え割・友達紹介	蓄熱式	背面3部位無料	無料	11:00～20:00 ※横浜院のみ異なる （休診日：各院）
	フレイアクリニック	蓄熱式脱毛器の使用で痛みが少ない ▶公式サイト	5回99,000円	初回割・乗り換え割・ペア割・セット割・学生プラン	蓄熱式	手の届かない範囲は無料	予約日の2営業前20時まで無料	平日：12:00～21:00 土日祝：11:00～20:00
	湘南美容クリニック	VIOのすべての悩みを解消できる ▶公式サイト	6回54,000円	SBCポイント会員制度・学割・平日割・乗り換え割	蓄熱式・熱破壊式・IPL方式	剃り残し10分無料	予約日2日前まで無料	店舗によって異なる
	エミナルクリニック	低価格で、痛みを感じにくい最新機器使用 ▶公式サイト	5回40,800円	デビュープランあり	蓄熱式・熱破壊式	ー	ー	店舗によって異なる
	グロウクリニック	全身脱毛に特化、アートメイクや美肌治療も ▶公式サイト	全身＋VIO：5回155,000円	ペア割・学割・乗り換え割・紹介割	蓄熱式・熱破壊式	手の届かない範囲無料	無料	10:00～19:00
	ブリリアスキンクリニック	VIO脱毛に特化、IOラインは粘膜ギリギリまで可能 ▶公式サイト	5回66,000円	学割・乗り換え割・新宿割	蓄熱式・熱破壊式	ー	無料	平日：12:00～21:00 土・日：11:00～20:00
	ミラクリニック	肌質・毛質を選ばずに脱毛できる ▶公式サイト	全身：5回174,000円	乗り換え割・学割・ペア割・親子割・カウンセリング当日申込特典	蓄熱式	初回のみ無料	2営業日前まで無料	11:00～20:00

　ここからは、VIO脱毛がおすすめのメンズ医療脱毛クリニックをご紹介していきます。

　介護脱毛を検討している男性は、ぜひ参考にしてくださいね。

	クリニック名	特徴	施術スタッフ	全身脱毛の料金	ヒゲ脱毛の料金	VIO脱毛の料金	キャンペーン	脱毛方式	シェービング代	キャンセル料	営業時間
	メンズエミナル	テスト照射無料・最短5カ月で脱毛完了 ▶公式サイト	男性または女性（指名不可）	5回206,800円	3部位：6回38,000円～	5回78,000円	学割・乗り換え割・ペア割・紹介割	ー	ー	ー	店舗によって異なる
	メンズリゼ	細かい部位まで施術が可能・麻酔用意あり ▶公式サイト	男性または女性（VIOは男性が担当）	5回269,800円	5部位：5回89,800円	5回99,800円	学割・ペア割・乗り換え割・だれでも割・定額プラン	蓄熱式・熱破壊式	剃り残し分無料	無料	店舗によって異なる
	ゴリラクリニック	脱毛以外も可能な男性専門のクリニック ▶公式サイト	男性または女性（VIOは男性が担当）	5回354,800円	3部位：6回56,800円～	5回153,800円	学割・乗り換え割・ペア割・同時割・トライアルプラン・平日割	蓄熱式・熱破壊式	剃り残し・手の届かない範囲無	ー	11:00～20:00
	湘南美容クリニック	初回は抗生剤の無料処方あり ▶公式サイト	男性または女性（指名不可）	6回293,330円	3部位：5回69,800円～	6回84,000円	SBCポイント会員制度 学割 平日割 乗り換え割	蓄熱式・熱破壊式・IPL方式	剃り残し10分無料	予約日2日前まで無料	店舗によって異なる

　介護脱毛とは、将来介護を受けることを前提として、事前にVIOの脱毛をすることです。

　介護脱毛は、恥ずかしさや痛みといったデメリットを伴います。

　しかしほとんどの場合が、恥ずかしさを感じるのは初回のみで、回数を重ねるごとに緩和していきますし、痛みに関しても脱毛器の選択や麻酔の使用などで、軽減させることができます。

　むしろ、介護者と介護を受ける側、双方の負担が軽減されるため、介護脱毛はおすすめです。

　介護脱毛に年齢は関係なく、白髪が生えていないうちのほうが施術がしやすくなります。また、痛みや肌トラブルを予防するためにも、できるだけ早く施術することが望まれます。

　介護脱毛を検討している方は、ぜひこの記事を参考に受けてみてくださいね。