多い?少ない? 6歳未満の子どもの3割「チャイルドシート未使用」 2019年最新調査で明らかに
JAFと警察庁が行った「チャイルドシートの使用状況」などに関する調査で、6歳未満の子どものうち、およそ3割が依然としてチャイルドシートを使用していない実態が明らかになりました。5歳の使用率は依然として5割未満 JAF(日本自動車連盟)と警察庁が自動車乗車中の全国6歳未満の子ども約1万3000人を対象に行った「チャイルドシートの使用状況」などに関する調査で、使用が義務付けられている6歳未満の子どものうち、およそ3割が依然としてチャイルドシートを使用していない実態が明らかになりました。 自動車乗車中のチャイルドシートのイメージ(画像:写真AC) 調査は、全国99か所で2019年6月1日(土)から6月16日(日)まで実施。2年連続で上昇し、前年比4.3ポイント増となる70.5%と過去最高に。その一方、29.5%はいまだ未使用です。 また、1歳未満(88.0%)と1歳~4歳(72.4%)、5歳(48.0%)の使用率もそれぞれ過去最高に。しかし5歳の使用率は依然として5割未満で、子どもの年齢が高くなるにつれて使用率が低下する傾向は例年と変わりませんでした。 「チャイルドシート取付け状況調査」では、取扱説明書通り正しく取付けられていたチャイルドシートは、乳児用・幼児用シート全体で47.6%でした。なお、ミスユースでは乳児用72.3%、幼児用69.7%がチャイルドシートを固定するための「腰ベルト(シートベルト)の締付け不足」でした。 続けて「チャイルドシート着座状況調査」では、取扱説明書通り正しく着座していた子どもは、乳児用・幼児用・学童用シート全体で42.2%でした。乳児用・幼児用シートのミスユースの多くは「ハーネス(チャイルドシートの子ども用ベルト)の高さ調節と締付けの不適正」、学童用シートは装置に対する使用時期が早すぎる「体格不適合」となりました。
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