子どもに将来身に付けてほしい能力は? 2019年ランキング 分析力、発想力、1位は……?
バリューズフュージョンが行った「子供の将来に関する親の意識調査」で、5人に1人の親が「将来、子供を起業させたい」と考えていることが分かりました。また彼らは子どもにどんな具体的な力を望んでいるのでしょうか?「社会で実践的に役立つことのニーズが高まっている」 体験型のキャリア教育事業などを手掛けるバリューズフュージョン(港区北青山)が東京、大阪、愛知の1府2県に住む、小学校高学年から高校生までの子どもを持つ30~60代の親500人を対象にして行った子どもの将来に関するインターネット意識調査で、5人に1人の親が「将来、子供を起業させたい」と考えていることが分かりました。 あなたは自分の子どもにどんな未来を描きますか?(画像:写真AC) 調査では、子どもが小さい頃から「将来、起業したい」と考えることに対し、過半数が「良いことだと思う」とし、また全体の5人に1人は「将来、自分の子どもを起業させたい」と答えました。 また、自分の子どもに高めてもらいたい能力・スキルのトップ3は次のように。 1位:プレゼンテーションスキル(相手にわかりやすく伝え、理解および行動してもらう提案力。71.4%) 2位:クリエイティブ発想力(独創的な発想力。58.4%) 3位:データ分析力(情報やデータを読み解く力。49.8%) なお、「子どもが職業体験などを通じて、小さい頃(小学生)から、社会の経済的な流れや仕組みを学ぶことは大切だと思うか」という質問に対して、85%が「そう思う」と回答すしました。 今回の結果を受けて、バリューズフュージョンは、 「学校教育の重要性はさることながら、社会で実践的に役立つ経済やビジネスに絡む教育もニーズが高まっている様子がうかがえる結果となりました。昭和、平成で当たり前だったキャリア形成のあり方が変化し、終身雇用も崩壊の兆しを見せ始めるなど、働き方の環境が激変している昨今、子どものうちからきちんとした経済観念を備えたり、自分に合った仕事や適性を見極めていくことの重要性は今後ますます高まってくると思われます」 としています。
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