自然派からラグジュアリー系まで 都内に増え続ける「ドッグカフェ」最新事情

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自然派からラグジュアリー系まで 都内に増え続ける「ドッグカフェ」最新事情

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Konomi

トラベルライター

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お散歩帰りの愛犬と、人気のカフェでちょっと休憩。東京都内でも増え続けている「ドッグカフェ」を紹介します。

コロナ禍、続くペット需要

 ペットフード協会(千代田区神田須田町)が2021年10月に行った調査によると、全国で飼育されているペットの犬は710万6000頭。同年新たに飼育を始めた頭数は39万7000頭で、新型コロナ禍以前の2019年までと比べて高い傾向が続いています。

愛犬と一緒に利用できるカフェのイメージ(画像:写真AC)



 ちなみに猫の飼育頭数は894万6000頭で犬を大きく上回りますが、複数の猫を飼育する世帯が多いのも特徴。飼育世帯数で見ると犬は565万6000世帯、猫は517万2000世帯です。

 そう考えると、猫よりも犬に日常的に接している人の方が多い……と考えることもできるかもしれません。

 日々のお散歩やお出かけのとき、犬も一緒に入店できるレストランやカフェがあるとうれしいという飼い主は多いはず。ペット(犬)可のお店は東京都内にも多数あります。

 散歩のついでに立ち寄ってみたい、フレンドリーなカフェをご紹介します。

1. 世田谷「Mr.FARMER」

 東急田園都市線の駒沢大学駅から徒歩10分ほどの場所にある駒沢オリンピック公園は、豊かな緑の中にたくさんのスポーツ施設や広場がある公園。公園内には広いドッグランがあるので、犬の散歩としても人気のスポットになっています。

飼い主との外出を楽しむ愛犬のイメージ(画像:写真AC)



 広大な敷地を誇る緑豊かなドッグランの広さは1200平方メートルあり、中・大型犬優先エリアと小型犬専用エリアと分かれていて、いつもたくさんのワンちゃんで賑わっています。

 お散歩の帰りや、ドッグランで遊んだ後に気軽に利用できるのが「Mr.FARMER駒沢公園店」(世田谷区駒沢公園)。朝7時からオープンしている野菜を中心としたこちらのカフェは、近隣の農家さんの作る「せたがやそだち」の野菜を提供しています。

 ファミリーにもうれしいオムレツやブレッドメニューを豊富に取りそろえ、コールドプレスジュースも販売しています。

 テラス席はペットOK。冬はストーブと膝掛けを貸してくれるので、寒いこの時期でも利用しやすいのが魅力。緑あふれる公園内で、愛犬とゆっくりお食事が楽しめる人気のレストランです。

2. 世田谷「815 Coffee Stand」

 おとなり・桜新町駅から徒歩5分ほどのところにある「815 Coffee Stand」(世田谷区弦巻)。

 閑静な住宅街の中に佇む白を基調としたおしゃれなカフェは、席数は20席ほど。倉庫を改装して作られた店内は、天井が高く開放感があります。

815Coffee Standの外観(画像:Konomi)



 コーヒーを飲みながら愛犬とのんびりした時間が過ごせます。お店自慢のカフェラテは1杯でも満足度の高いたっぷりサイズ。焼き菓子やホットドッグなどフードメニューも豊富なので、ファミリーや友人とさまざまなシーンで利用できるカフェです。

3. 代々木「花カフェdance」

 東京メトロ千代田線の代々木公園駅から徒歩4分のところにある「花カフェdance」(渋谷区代々木)は、フラワーショップとワインショップが併設されたドッグカフェ。都内にペットと入店できるカフェは多くありますが、ワインショップが併設されているのはめずらしいはずです。

 お店で販売しているワインはオーストラリアやニュージーランドを中心としたものが多く、種類も豊富。数あるセレクションの中から、お好みにあったワインをソムリエがおすすめしてくれます。

 そして、無添加の手作りヤギミルクやササミ&ベジタブルメニューなどのドッグメニューも充実しています。店名の「dance」はお店で飼われているビーグル犬の名前が由来になっているらしく、ときどきワンちゃんがお店に登場することもあるそう。

 お昼はカフェ&ランチ、夜はワインと欧州料理を愛犬と楽しむことができます。

4. 豊洲「LES DEUX BLEUE」

 アーバンドッグららぽーと豊洲(江東区豊洲)内で唯一、ワンちゃんと一緒に入店できるカフェが「LES DEUX BLEUE豊洲」。

愛犬と入店できるカフェのイメージ(画像:写真AC)



「犬と一緒が幸せな時もある」がコンセプトのこちらのお店は、ガラス張りの店内から東京湾とドッグランを一望でき、愛犬とともに食事を楽しめます。

 おすすめメニューは、黒毛和牛の石焼きハンバーグステーキやグルテンフリーの生パスタ。ドッグメニューはお菓子から馬肉のステーキまで、種類豊富に用意されています。

5. 広尾「Dog Cafe Pawrentime」

 最後に紹介するのは、2021年4月にオープンした「Dog Cafe Pawrentime(ドッグカフェ ポーレンタイム)」(渋谷区広尾)。お店のコンセプトは、愛犬と同伴できるお店ではなく、飼い主と愛犬が寄り添いながら、一緒に過ごせるドッグファーストなカフェです。

 ほかのワンちゃんとの交流が苦手な愛犬とも気兼ねなくカフェ時間を楽しめるよう、店内には個室が完備されています。

 ドッグフードは、厳選した原材料をそのままに、香料や着色料、保存料は一切加えず、自然のおいしさをそのまま食べることができる安心安全な「ワンちゃんのための健康食」が人気を集めており、多くの愛犬家から支持されています。

 愛犬の誕生日会やワンちゃん仲間との食事会など、さまざまなシーンで利用できるので、特別な日に訪れるのもおすすめです。

※ ※ ※

 犬も猫も、どんな動物もかわいらしく魅力的ですが、日常的に一緒に散歩やお出かけに行けるというのは犬との触れ合いならではかもしれません。お気に入りの店が見つかれば、いっそう散歩が楽しみになりそうです。

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