食べたいけど食べられない! 東京に絶対進出してほしい「ローカルフード店」6選
2021年11月3日
ライフ輸送技術が発達し、東京ではほぼ何でも食べられるようになりました。しかし一部のローカルフードは例外です。今回はそんなメニューについて、1年の半分近く全国各地を取材で巡る地方系ライターの碓井益男さんが紹介します。
コロナ禍は一段落したけど……
コロナ禍はようやく一段落し、第6波の懸念はあるものの、今のうちに……と旅行をする人が増えています。
ただ今は11月。多くの人はまとまった休暇を取りづらく、あちこちに出掛けるのは難しい状況です。行き先も限られ、1泊2日~2泊3日が関の山。限られた日程と胃袋では、どうしても「あれもしたかった、これも食べたかった」という気分になりがちです。
というわけで、今回はそんな人たちの気を紛らわすため、1年の半分近く全国各地を取材で巡る地方系ライターの筆者が魅力的なローカルフード店を紹介します。ローカルフード店再考&最高!
1.どんぐり(北海道)
輸送技術が発達し、都内あちこちの施設で「北海道物産展」が開催されている現在でも、東京では食べられないものが多い北海道。そんな食べ物のなかで、ガチなのが「ちくわパン」です。

ちくわパンは札幌市周辺の人たちになじみ深いローカルフードですが、どの店のちくわパンでもいいわけではありません。人気があるのは「どんぐり」のちくわパンです。どんぐりとは、市内に店舗を構えるローカルチェーンで、ちくわパン発祥の店です。
ちくわパンはその名の通り、パンのなかにちくわが入ったもの。正確はパンの内側から
ツナマヨ
↓
ちくわ
↓
パン
の順に包まれています。
一見、非常に単純なつくりですが、ツナマヨの濃厚さが口のなかで広がり、ちくわとの相性に驚きます。一度食べ始めたらひとつでは我慢できずに、三つ、四つは食べきってしまうほど。札幌市内のどんぐりに行けば、メインの商品だけあっていつでも山盛りで販売されています。
どんぐりではほかにも魅力的なパンがてんこ盛り。パン屋にもかかわらず、なぜか「串ザンギ」も売ってます。ちなみにザンギとは北海道の郷土料理で、しょうが醤油などで下味をつけた鶏肉の唐揚げです。
さらに札幌市中心部にある大通店の隣には、おむすび専門店「てづくりおむすびの店 どんぐり」が営業しています。大通店でちくわパンを買ったついでに、おむすびをつい買ってしまいます。
とりわけ、
・秋田名産いぶりがっこのクリームチーズ
・明太フランスの明太クリームチーズ
は採算が合うのか心配になるくらい、濃厚な具材がたっぷり使われています。ちくわパン含め、この唯一無二の味を多くの人に味わってほしいです。
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