「推し活」ブームも背景に? 最近ドライフラワーの人気が高まっている理由

  • おでかけ
  • 銀座
「推し活」ブームも背景に? 最近ドライフラワーの人気が高まっている理由

\ この記事を書いた人 /

アーバンライフメトロ編集部のプロフィール画像

アーバンライフメトロ編集部

ドライフラワーというと、ひと昔前までは「枯れて茶色いもの」というイメージが強かったはず。でも今は違います。驚くほど鮮やかで華やかな見た目が、若い世代を中心に人気を集めているのだそう。2021年10月29日にオープンする銀座の店舗を訪ねました。

都内にはおしゃれ専門店がいくつも

 近年、若い世代を中心に「ドライフラワー」の人気が高まっています。

思わず見とれてしまう……。ドライフラワーの魅力とは?(画像:ULM編集部)



 表参道エリアに「logi PLANTS&FLOWERS」や「TOKYO FANTASTIC 表参道」(いずれも港区南青山)、代官山エリアに「COCO BOTANICAL arrangement」(渋谷区恵比寿西」など、東京都内だけでも個性的でおしゃれな専門店がいくつも出店。

 また2021年10月29日(金)には、銀座エリアに「Calon DRY FLOWER」(中央区銀座1)がオープンします。

 なぜ今ドライフラワーが人気なのか。オープン直前のCalonにお邪魔して、その魅力について尋ねました。

色とりどりの花材が100種類以上

 東京メトロ銀座一丁目駅から徒歩4分。瀟洒(しょうしゃ)な通りの路面に店舗を構えるCalonは、プレオープンにもかかわらず店内をのぞいていく女性客たちで賑わっていました。

Calonの店内(画像:ULM編集部)

 1階と地下1階からなる店内には、色とりどりのドライフラワーやプリザーブドフラワーの花材が100種類以上。1束ワンコイン(500円)で自分の好みのものを選べるほか、S~LLサイズの花束の販売や、オーダーメイドも受け付けています。

「かわいらしい色味からナチュラルなお色、鮮やかなものなど多彩な花材をそろえていますから、さまざまなシチュエーションやコーディネート、衣装に合う花束を提案させていただけるかと思います」

 同店を運営する合同会社アレシア(中央区佃)のマーケティング事業部リーダー、川崎香織さんは同店の特徴をそう説明します。

若者に人気の「推しカラー」とは?

 その言葉通り、淡いパステル調の花材だけでもアイボリーやピンク、水色、黄緑色と充実のカラー展開。また赤系のカラーひとつを取っても、真紅からワインレッド、バーガンディ―、朱色など繊細なニュアンスの色味を持つ花材がいくつも並べられています。

Calonのスタッフたち(画像:ULM編集部)



 20代半ばの川崎さんいわく、若い世代の間ではアニメのキャラクターやアイドルなど自分が応援している「推し」のテーマカラーを身に着けることがはやっているそうで、花束にもそうした「推しカラー」を求める若者が多いのだそう。

 さらに、若い世代や女性らが注目する「パーソナルカラー」(肌や瞳の色などから判断する、自分自身に似合う色味)の影響もあって、「色」はおのおのの個性を表現する要素として近年いっそう重要視される傾向にあるようです。

 カラー加工をほどこしたドライフラワーやプリザーブドフラワーは、生花と比べて発色がより美しくカラーバリエーションも豊富。細かな要望に応えられるのも魅力のひとつのようです。

 また、水やりなどの手間が掛からず長期間楽しめるのも重宝される理由なのだとか。

「室内で直射日光を避けて飾れば、2~3年は色味が持つとお伝えしています。新型コロナ禍でのおうち時間にインテリアとして飾る方も増えましたし、外出自粛が緩和されて通勤が復活した方にも、難しいお手入れをしなくても楽しめるドライフラワーは人気のようです」(川崎さん)

ドライフラワー = 茶色 ではない!

 2020年8月にオンライン注文でスタートした同ブランドにとって、今回オープンする銀座が第1号店。同社代表の寺町優也さんは、

「『新しいフラワーギフトのかたち』のコンセプトに、生花では表現できない多彩なカラーバリエーションや質感などを、実際に目で見て手に取って楽しんでいただけたら」

と実店舗展開の狙いを語ります。

 オープン記念の限定企画としてフォトジェニックな「花束ミュージアム」を地下1階フロアで開催。発信力の高いインフルエンサーたちによるSNSでの情報拡散も狙いますが、実際のターゲット層は若年層だけでなく年配者までと幅広なのだそう。

「ウェディング用のブーケや出産祝い、新居祝いなど、さまざまな場面に合う花束をご提案したいと考えています。当店の花材は、提携農家がドライフラワー用として生産したものを仕入れているので、発色がとても美しいのが特徴。ドライフラワー = 枯れた茶色い花、というイメージを取り払っていきたいですね」

アレシア代表の寺町さん(画像:ULM編集部)



 もうひとつ、生花と違って季節を問わずさまざまな種類の花をいつでも楽しめるのも、ドライフラワーならではの魅力。取材で訪れた10月下旬も、バラやアジサイなど四季折々の花が店内を彩っていました。

広がる「花の楽しみ方」

 赤、ピンク、白、オレンジ、黄緑、青、紫、黒など、見たことのないカラーバリエーションの花束が手に入るドライフラワー専門店。花の楽しみ方がさらに広がりそうな予感がします。

Calon地下1階の「花束ミュージアム」(画像:ULM編集部)



 同店のオーダーメイド花束は、Mサイズ1万1000円、Lサイズ2万2000円、LLサイズ3万3000円(いずれも税込み)。最短で当日渡しが可能。後日受け取りや配送も対応しているとのことです。

※川崎さんの「崎」は、山偏に立と可。

関連記事