現在、ある匿名画家のリアルな「東京ひとり暮らし」作品がツイッターで共感を呼んでいる理由

2021年8月16日

ライフ
ULM編集部

玄関ドア、洗面台、浴室、台所――。何気ないマンションの一室を描いたアクリル画が今、ツイッターで多くの人の共感を集めています。この作品の魅力はどこにあるのか、作者である伊藤ゲンさんに話を聞きました。


作品からにじむ圧倒的な「生活」のにおい

 それは東京23区、とあるマンションの一室を描いたアクリル画。

 スチール製の玄関ドアに、排水管が壁をつたう簡素な洋式トイレ。水栓のみの蛇口が付いた小さな洗面台と、すのこの敷かれた浴室。いくつかの調味料とインスタント食品が並ぶ、台所脇の腰高の棚。

 室内はきれいに整頓(せいとん)されて物は少なく、派手な装飾はなく、ただ隅々から香る圧倒的な生活の気配が「確かにここに誰かが住んでいる」ことを主張している――。

 どこまでも写実的なのに物語があふれ出てくるような、不思議な魅力を持つ作品群が今、ツイッター上でじわり共感を集めています。

『玄関』S4号キャンバス、アクリル絵の具(画像:伊藤ゲン)

「懐かしさを感じる」
「若い頃を思い出した」
「ずっと見ていたくなる絵」
「自分の思い出がよみがえってくる」……

 そんな感想が寄せられる各作品には、『部屋』『玄関』『水道の蛇口』『風呂場』とごくシンプルなタイトルが付けられ、左下には「伊藤ゲン」という署名。

 この作者はどのような人物なのか? 見る者の想像をかき立てる作品の魅力と“匿名画家”の一端を追いました。

懐かしさを覚える、ひとり暮らしの気配


【画像ギャラリー】圧倒的なリアリティーを感じる作品(16枚)

画像ギャラリー

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