苦手な上司に「倍返し」! 出社再開で憂鬱な会社員が行くべき「半沢直樹の都内ロケ地」5選
オフィスへの出社が再び始まり憂鬱になっている会社員にぴったりのドラマといえば、『半沢直樹』です。そんな同ドラマで使われたとっておきの都内のロケ地を五つ紹介します。テレワーク明けにぴったりの作品? 緊急事態宣言の解除でテレワークが終わり、再びオフィスへの出社が始まった会社員も多いのではないでしょうか。職場には苦手な上司がいて、憂鬱(ゆううつ)な気分になっている人もいるかもしれません。 そんなときに思い出すのが、テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)です。小説家・池井戸潤さんの原作を基に制作された同ドラマは、2013年に放送され、社会現象になるほどの大ヒット作になりました。 テレビドラマ『半沢直樹』(画像:TBS) 2020年には満を持してシーズン2が放送され、前作同様に大きな話題を呼びました。半沢直樹(堺雅人)が箕部幹事長(柄本明)に立ち向かう姿は記憶に新しく、自らを半沢直樹に、苦手な上司を箕部幹事長に置き換えて「倍返し」を想像した人も少なくないのでは? 『半沢直樹』ではさまざまな場所で撮影が行われており、有名なシーン以外でも実在する建物が使われています。ということで今回は、『半沢直樹』で使われた都内のロケ地をご紹介します。 1.新宿グランドタワー まずご紹介するのは、新宿グランドタワー(新宿区西新宿)です。 新宿区西新宿にある新宿グランドタワー(画像:(C)Google) こちらはシーズン1の第8話で登場しました。伊勢島ホテルのITシステムを構築する外注先「ナルセンエンジニア社」の入ったビルとして使われました。シーズン1のなかでも重要な回であり、金融庁の黒崎検査官(片岡愛之助)も関わってくる場面があったため、覚えている方も多いのではないでしょうか。 同ビルは賃貸オフィスビルであり、実際に多くの大企業がオフィスとして使っています。40階建ての超高層タワーは西新宿の象徴的存在であり、開放感と機能性を備えたスカイロビーは成功者にのみふさわしいと言っても過言ではありません。 丸ノ内線西新宿駅から徒歩4分で行ける距離にありますので、ふらっと立ち寄ってみてください。 2.福生市民会館2.福生市民会館 次にご紹介するのは、福生市民会館(福生市福生)です。 福生市福生にある福生市民会館(画像:(C)Google) こちらはシーズン1の回想シーンで登場しました。東京中央銀行入社式の会場として使用され、半沢はここで父親の復讐(ふくしゅう)を誓いました。全てが始まった場所ですので、他のロケ地をめぐる前に足を運んでおきたいものです。 同施設では普段、ミュージシャンによるコンサートやワークショップなどが開催されています。お笑い芸人によるイベントなどもありますので、ついでに参加してみるのも良いかもしれません。 3.ジーニー本社オフィス 三つ目はジーニー本社オフィス(新宿区西新宿)です。 新宿区西新宿にあるジーニー本社オフィスの入居する新宿オークタワー(画像:(C)Google) こちらはシーズン2の前半で登場しました。瀬名社長(尾上松也)率いるスパイラル社の本社オフィスとして使用され、おしゃれな内装が印象に残っている人も多いでしょう。 東京セントラル証券における半沢の部下、森山(賀来賢人)と瀬名社長は学生時代の親友。スパイラル社の買収を阻止するため、森山は何度もオフィスを訪れていました。シーズン2で頻繁に目にしたこちらのオフィスは、新宿オークタワーの6階にあります。 ジーニーのほか、多くの企業の本社および営業所として使われています。実際にオフィスの中まで見学するのは難しいかもしれませんが、外観を眺めるだけでも十分雰囲気を味わえます。 森山になりきって、瀬名社長とタッグを組むイメージを頭の中ですると楽しいかも? 4.六本木グランドタワー4.六本木グランドタワー 次は、六本木グランドタワー(港区六本木)です。 港区六本木にある六本木グランドタワー(画像:(C)Google) こちらはシーズン2の前半で登場し、大手IT企業「電脳雑伎集団」の本社ビルとして使われました。三笠副頭取(古田新太)と裏でつながっていた平山社長(土田英生)と副社長である夫人(南野陽子)が、財務担当の玉置(今井朋彦)に裏切られ、闇を暴かれる場面は印象的でした。 電脳雑伎集団という名前とオフィスの雰囲気が絶妙にマッチしていたように思えます。同ビルは六本木を象徴する地上230mの超高層タワーで、多くの有名企業がオフィスとして使用してます。 南北線六本木一丁目駅直結のため、アクセスも抜群。お笑いコンビ・ミキの昴生(こうせい)さんは、普段仕事で出入りしている同ビルが電脳雑伎集団の本社と知り、興奮してインスタグラムに写真を投稿していました。ビルの前に立つだけでもテンションが上がること間違いなしです。 5.Cafe1894 最後にご紹介するのは、Cafe1894(千代田区丸の内)です。 千代田区丸の内にあるCafe1894の入居する三菱一号館美術館(画像:(C)Google) こちらはシーズン1で登場し、半沢、渡真利(及川光博)、油山(木下隆行)という大学の同期3人で喫茶店を訪れるシーンで使われました。3人が情報を交換し合った結果、伊勢島ホテルが怪しいという見解で一致し、その後詳しく調べる流れになりました。 こちらのカフェでは、上質なコーヒーやイタリア料理を楽しむことができ、大事な商談やデートには最適です。三菱一号館美術館に併設されており、まるでヨーロッパの建物のような外観と落ち着いた店内の雰囲気が魅力的です。 半沢直樹のロケ地めぐりの最後に立ち寄って、上品な料理を楽しみながら、一緒に行った友人と語り合うのがおすすめです。 ※ ※ ※ 半沢直樹のロケ地としては、三井本館(中央区日本橋室町)や学士会館(千代田区神田錦町)などがよく知られていますが、実はほかにも撮影で使われた場所が都内にはたくさんあります。 再びオフィスへの出社が始まった今だからこそ、半沢直樹のロケ地をめぐり、「倍返し」気分を味わって仕事を頑張りましょう。
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