都心の賃貸1Rマンション住人に聞いた! 物件選び、あなたはいくつ検討した?
クレアスライフが行った物件選びのポイントなどに関するアンケート調査で、賃貸マンションは徒歩8分以内で探す人が4割以上となったことがわかりました。駅からの徒歩分数はどこまでで絞ったか? 不動産投資サイトを運営するクレアスライフ(港区六本木)が都心の賃貸ワンルームマンションに住む142人に対して行った物件選びのポイントなどに関するアンケート調査で、賃貸マンションは徒歩8分以内で探す人が4割以上となったことがわかりました。 都心のマンションのイメージ(画像:写真AC) アンケートの実施は2019年6月1日(土)から2019年6月30日(日)まで。 「マンションを探す場合、駅からの徒歩分数はどこまでで絞りましたか?」の問いに、もっとも多かった回答は、「徒歩10分以内」で39.4%でした。次いで「徒歩15分以内」が19.7%、「徒歩5分以内」が19.0%、「徒歩8分以内」が16.9%、「徒歩3分以内」が3.5%と続きました。 「単身者の物件選びのポイントとして、最寄り駅から徒歩10分圏内というのが、ひとつの基準としていわれますが、8分や5分以内で探している方も少なくありません。もし徒歩10分のマンションのマンションがあった場合、徒歩10分以内、徒歩15分内で探している方、全体の約60%の方に検討してもらえます。さらに徒歩8分でしたら約75%、徒歩5分でしたら約95%の方に検討してもらえます。単身者は職住接近を求める方が多いため、このような結果になったことも頷けます。ただ、山手線沿線の新宿や渋谷、池袋のようにそもそも駅前が商業地でマンションがないエリアもありますので、駅からの距離だけで判断はできません。わかりやすい例では、新宿から徒歩10分と、新宿から電車で10分の駅の駅前では、圧倒的に新宿から徒歩10分の方が家賃も高く人気が高くなります」(クレアスライフ)。 また、「今のマンションを選ぶまで何件の物件を実際に見学しましたか?」の問いには、「3物件」が27.5%と最も多くなりました。次いで、「今の物件だけで決めた(1物件)」が23.2%、「2物件」が23.2%と並び、「5物件超」の12.7%と比べて約2倍の差がつきました。 「都心のワンルームマンションに住む方の73.9%が、「3物件以内」に住居を決めていることがわかります。このことから、単身世帯の方は物件選びにあまり時間を使わないことが推測できます。賃貸マンションを選ぶ基準は人それぞれですが、単身世帯であれば自分の好みで選ぶことができるため、物件選定の時間が短く検討する物件も少ないのかもしれません」(同) 物件選びのポイントは? 続けて「立地や周辺環境で、今のマンションを選んだ最も重視したポイントを3つ選んでください」の問いには、「通勤・通学に便利な立地」が90.8%、「公共交通機関へのアクセスの良さ」が80.3%でした。次点は、「日常的な買い物施設、飲食店などへのアクセスの良さ」で57.0%となりました。 「物件や設備に関することで、今のマンションを選んだ最も重視したポイントを3つ選んでください」の問いには、「物件の広さや間取り」が67.6%と最も多く、次いで「物件の築年数」50.7%、「物件のセキュリティ性」40.1%となっています。 「立地・周辺環境」の結果も踏まえると、立地やアクセスの良さ、広さ、間取りが物件選びに大きく寄与していることがわかりますが、立地やアクセスの良さは何よりも重要視している部分だと考えられます。これは昔から変わることのない傾向であり、都内に住む単身世帯共通の望みなのかもしれません」(クレアスライフ) また今回の結果を受けて同社は 「賃貸マンション選びの決め手について調査しました。都内のワンルームマンションで暮らしている方のほとんどが、最寄り駅から徒歩10分以内の場所で物件を探していることがわかりました。また、物件選びのポイントは昔から変わらず『通勤・通学に便利な立地』、『公共交通機関へのアクセスの良さ』、『物件の広さや間取り』が優先されるようです」 とのコメントを寄せています。
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