水族館へ行くなら「朝一番」に限るワケ あまり知られていないマニアックな楽しみ方3選

魚たちの泳ぐ姿に癒やされると大人気の水族館。もっともっと水族館を満喫したいという人のために、ちょっとマニアックな楽しみ方のコツを首都圏探索ライターの あんちゃん さんが教えてくれました。

東京都内にも魅力的な水族館がたくさん

 日本人にとってなじみの深い水族館。それもそのはず、水族館大国と呼ばれるほど日本には多くの水族館が存在しているのです。

 地方自治体が経営する公営水族館から民間企業が運営する水族館まで、水族館にはさまざまな形態があります。そのため水族館の数を正確に数えることは難しいですが、全国に100以上もの水族館があると言われています。

悠然と泳ぐ魚を見て、なんだか心が癒やされる水族館(画像:写真AC)



 東京都内にも、サンシャイン水族館(豊島区東池袋)、すみだ水族館(墨田区押上)、しながわ水族館(品川区勝島)、葛西臨海水族園(江戸川区臨海町)など、魅力的な水族館がたくさん。アクセスのよい立地も相まって、毎年多くの人が訪れる人気スポットとなっています。

 水槽の中を魚たちがゆったり泳ぐ姿やイルカたちの愛くるしい姿は、あなたの心を癒やしてくれることでしょう。

 いつものように水族館を訪れて観賞するのも良いですが、たまにはもっとじっくり生き物たちを観察してみませんか?

 生き物たちについて深く知ることのできる、いい機会になるはずです。そこで今回は、水族館に行くのがさらに楽しくなる、ちょっとしたコツをご紹介します。

朝一番で訪れるメリットとは?

 水族館の花形でもある、イルカやアシカたち。人懐っこい性格や見事なパフォーマンスで、訪れる人を魅了しています。

 そんな人気者たちと触れ合いたいとき、あなたならどうしますか?

 ショー終了後にイルカに触れるイベントに参加する、ショーで最前列に座ってアピールしてみる、などいくつか挙げられますが、どれも限られた時間のため仲良くなるのは難しいかもしれません。

 ですが朝一番に訪れれば、普段よりもイルカやアシカたちと触れ合うことができるのです。

好奇心旺盛なイルカは、水族館でも大の人気者(画像:写真AC)



 というのも、イルカたちはとても好奇心旺盛な生き物。私たちが水槽からイルカたちを見ているように、イルカたちも水槽の向こう側から私たちのことを見ているのです。

 開館中はたくさんのお客さんが訪れるため、イルカたちは水槽越しに人間観察をして楽しんでいるはず。しかし、閉館して次の日の開館時間まで飼育員としか会わないので、イルカたちは少し退屈に。そのため開館してすぐのタイミングは、イルカたちの好奇心が高まっている時間なのです。

 朝一番に訪れることで、イルカたちの「遊んで!」という熱烈なメッセージを受け取ることができることでしょう。もしイルカたちが気づいてくれなかったら、水槽の前でハンカチなどを振ってみてください。

「何だろう?」と思ったイルカが、あなたのもとに近寄ってきてくれるかもしれません。間近でイルカを観察すれば、それぞれの特徴や違いなどにも気づけるはず。お気に入りのイルカを見つけて、仲良くなるために訪れてみてください。

生き物の特徴は「英名」から推察すべし!

 さて、あなたは水槽の前にある魚の解説をじっくり読んだことがありますか?

 解説はサラッと眺めるだけで、実物の生き物たちや水槽全体を見て楽しんでいる人の方が多いのではないでしょうか。

 ですが最近では、飼育員による手書きの解説を展示する水族館も増え、訪れた人が生き物たちへの関心を持つきっかけにもなっています。

 解説といってもさまざまな内容がありますが、今回注目するのは「英名」です。日本語名でも特徴が分かりやすい魚もいますが、英名だとさらにその特徴が見えてくるのです。

 その中のひとつが「ブダイ」。名前を聞いただけでどんな魚か想像できる人は、そんなに多くないかもしれません。

ブダイの英名は? 知ればその特徴を自然と覚えられるはず(画像:写真AC)



 あまり注目されないこの魚も、英名を見ると特徴が見えてきます。どんな英名か気になりますよね? それは……「parrotfish(パロットフィッシュ)」。

「parrot」は「オウム」という意味です。その名の通り、ブダイの口はオウムのくちばしのような形状になっています。その丈夫な歯でサンゴをガリガリと削って食べるのです。

 このように英名を見ることで今まで知らなかった生き物たちの特徴が分かり、生態や他の魅力についても知りたくなることでしょう。水族館を訪れた際は、水槽の前にある解説にもぜひ注目してみてください。

ひとつの水槽は5分以上眺めるべし!

 お目当ての生き物がいない水槽を、一瞬見ただけで通り過ぎていませんか? そんなのもったいない!あまり興味のなかった水槽でも、時間をかけて観察すると新たな発見があるでしょう。

 ぜひおすすめしたいのが、5分以上かけてひとつの水槽を見ること。

ひとつの水槽は、5分以上眺めているべし。果たしてその理由とは?(画像:写真AC)



 あまり動かないと思っていた生き物がいきなり動き始めたり、ほかの生き物たちとケンカを始めたり。さらによく目を凝らしてみれば、擬態が上手な生き物の姿を発見できるかもしれません。

 5分以上観察することで、今まで通り過ぎるだけだった水槽の中で繰り広げられる生き物たちのドラマを垣間見ることができ、きっと感動を覚えるはずです。

 たまには丸一日かけてじっくり水族館を回る日を作ってみるのもよいでしょう。生き物たちの生態や行動から、自分の生活にも生かせる教訓が得られるかもしれません。

いつもより時間をかけて生き物を観察しよう

 いつもと違った視点で生き物たちを見ることで、新たな興味が生まれることでしょう。生き物たちと話すことはできませんが、あなたに多くの癒やしや気付きを与えてくれるはずです。

 日々の生活を忘れ、水族館で生き物たちをじっくり観察してみませんか?

 2021年7月現在、東京には「緊急事態宣言」が発令されています。都内の水族館は営業時間を繰り上げたり、事前予約制や入場規制を行ったりといった措置を取っています。訪れる際は感染症対策をしっかり行って、生き物たちの観察を楽しんでみてください。

【地図】記事で紹介した東京都内の水族館

画像ギャラリー

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