【東京出身タレント名鑑】イケメン俳優・山崎賢人(板橋区)が「実写化映画」の請負人になったワケ

多くの俳優やアーティスト、タレントたちを輩出してきた街・東京。そんな東京出身の有名人にスポットを当てて、その人柄や魅力に迫ります。今回紹介するのは、漫画原作の実写化映画に多数出演し、20代イケメン俳優の代表格に上りつめた山崎賢人さんです。

「東京大仏」がある板橋区出身

 さわやかな男子高校生役からダメ男役、自閉症スペクトラム障害を抱える小児外科の研修医、そして戦場を駆け回る武人など、さまざまな役柄に挑戦し続ける俳優、山崎賢人さん。

 ふり幅の大きい役柄をサラリとこなしてきた数々の実績は、山崎さんの豊かな才能を表しています。若手俳優の中でも知名度が頭ひとつ抜けているのも納得ではないでしょうか。

俳優・山崎賢人さん。画像は大人気美容雑誌『VOCE』2019年10月号に登場した際のもの(画像:講談社)



 恋愛漫画の実写版に多く起用されているイメージですが、実際は前述の通り極めて幅広い役柄に抜てきされていて、大人気少年漫画の実写版にも数多く出演しています。

 原作に多くのファンがいる漫画の実写化はときに賛否両論を巻き起こしますが、山崎さんはプレッシャーのなか変わらずオファーを受け続け、制作陣やファンの信頼を得ています。

 少年のような雰囲気が印象的だった山崎さんも、2021年7月現在26歳。大人っぽさや色気が増してさらに魅力的になったことから、演じる役柄もさらに広がってきました。

 歳を重ねるごとにまた違った魅力を見せ、さまざまな役を演じるごとで役者としての進化を続けているようです。

けやき並木や旧跡の「板橋十景」

 山崎さんは1994(平成6)年9月7日生まれ。2019年6月21日配信の『週刊女性PRIME』の記事などによると、板橋区出身です。

 同区は東京23区の北西部に位置し、面積はおよそ32.33平方キロメートル。人口は56万9653人(2021年6月1日時点)です。

山崎さんの出身地である板橋区(画像:(C)Google)



 板橋区には「板橋十景」と名付けられた、自然や名所、旧跡などさまざまな”板橋らしさ”を感じる風景があります。けやき並木やしだれ桜など、歴史がある美しい景色を楽しむことができる人気スポットです。

 同区赤塚にある乗蓮寺は、徳川家康から10石の朱印地を寄進された格式ある寺院。山門近くに鎮座する高さ13mの「東京大仏」は1977(昭和52)年、災害などが起きないことを願って建立されました。

 そんな板橋区出身の山崎さんは、2010(平成22)年に俳優デビュー。俳優としてのキャリアは10年を超えているにも関わらず、どこかピュアで、いい意味でいまだ新人のようなフレッシュな雰囲気をまとっています。

 そんな彼のフラットさが、さま々な実写映画に起用される理由になっているのかもしれません。

 今回は山崎賢人さんが実写映画で重宝されるワケを、10年超のキャリアを振り返りながら探っていきたいと思います。

スカウトされモデルデビュー

 原宿を歩いていたとき、事務所のスカウトに声をかけられて芸能界入りした山崎賢人さん。当時14歳、中学2年生でしたが、ひと際目を引くルックスだったことがうかがえます。

 2009(平成21)年から10代の女子向けファッション誌『ピチレモン』のメンズモデルとしてデビュー。同世代の女性たちから圧倒的な支持を得ます。

 さらに翌年、2010年にはドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)で俳優デビュー。2011年には、映画『管制官』で初主演を飾ります。

 順調なキャリアを歩んできたように見えますが、当時“若手イケメン俳優”は群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の飽和状態。山崎さんは現在ほど、突出した存在ではありませんでした。

青春胸キュン映画に次々と抜てき

 転機となったのは2014年。大人気少女漫画を実写化した映画『L・DK』で学校一のイケメンでドSな久我山柊聖(くがやま しゅうせい)役を演じ、一気に女性たちの心をつかみました。

 女の子を壁に押さえつける「壁ドン」シーンが大きな話題を呼び「壁ドン王子」と呼ばれるほどの人気を得た山崎さん。漫画から出てきたような、理想的な男の子だと一気に知名度を上げ、次々と実写化映画へ起用されます。

 翌2015年に公開された映画『ヒロイン失格』では、クールでマイペースなヒロインのおさななじみ役を演じ、同作もヒット。共演した坂口健太郎さんとともに「どっち派?」論争を女性たちの間に引き起こすなど、イケメン俳優としての地位を築いていきました。

 続く映画『orange-オレンジ-』(同年)では、心に深い傷を負った男子高校生を切なく演じ、よく2016年には『オオカミ少女と黒王子』で金髪ドS王子を好演。

 大人気漫画の実写化映画に立て続けに出演したことで、同世代の女子の間では知らない人はいない存在になりました。

「壁ドンの立役者」や「2.5次元イケメン」と呼ばれ、実写化映画の王子様的存在になった山崎さんですが、それだけにはとどまりませんでした。その後、さらに大きな進化を遂げていきます。

朝ドラ、少年漫画 広がる活躍の場

 実写化映画と同時期に出演した、NHK連続テレビ小説『まれ』(2015年上半期)。

 ヒロインである土屋太鳳さんの相手役を務めたそのさわやかな姿は、同世代の女子だけではなく全世代に知れわたるきっかけとなりました。

 その後は少女漫画の実写化のみならず、少年漫画の実写化にも数多く出演するようになります。

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『斉木楠雄のΨ難』『氷菓』『キングダム』『四月は君の嘘』など、多数の作品で主演を務めます。

 2018年には本屋大賞に輝いた小説『羊と鋼の森』に主演、ピアノの調律師役を繊細に演じました。

『好きな人がいること』(フジテレビ系)や『陸王』(TBSテレビ系)、『トドメの接吻』(日本テレビ系)、『グッド・ドクター』(フジ)などドラマにも数多く出演し、山崎さんを見ない日はないほどの活躍ぶり。

 ドラマによって、全く違ったキャラクターを演じ分けられるだけでなく、どの役柄もあくまで自然体。いくつかの出演作を見れば、彼にオファーが途切れない理由がおのずと見えてきます。

 そうした状況にありがたさを感じながらも「考えすぎてしまうこともあって、キツイなと思うこともあった」と明かしている山崎さん。

 友人から「(人生において)仕事が100%になっている」と指摘されたこともあったそうです(エンタメサイト『クランクイン!』2020年7月12日配信インタビュー参照)。

どっしりとブレない大仏のように

 役に向き合い、悩みながらも成長することをやめない姿勢。順風満帆な俳優人生を歩んできたように見えても、本人の努力と技量無くしてはこれほど多くのオファーを獲得できないのは当然のことです。

“ただのイケメン”ではないことは、彼のこれまでの実績が雄弁に物語っています。

板橋区のシンボル的存在、乗蓮寺の東京大仏(画像:写真AC)



 歴史ある風景が美しい板橋区で生まれ育った山崎さん。どんな役柄にもなり切れる一方でブレない芯を持つどっしりとした頼もしさはまるで、板橋区のシンボル的存在、乗蓮寺の東京大仏のよう。

 これから先も年齢を重ね、さらに新たな姿を見せてくれることでしょう。山崎賢人さんのさらなる飛躍が楽しみです。

【実写化ランキング】山崎賢人を抑えて「1位」に輝いたのは……?

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