羽田空港第1ターミナルになんと「神社」があった! いったい何のため?

多くの人が行き交う東京の玄関口、羽田空港。その空港の建物内に神社があるのをご存じでしょうか。ライターで写真家の石津祐介さんが解説します。


羽田空港第1旅客ターミナル内に

 神社は全国に約8万8000社以上あるといわれており、神話に登場する神々をはじめ、山、海、風、雨のような自然や自然現象、農業や漁業などのなりわい、歴史上の偉人など、さまざまなものが「八百万(やおよろず)の神」として祭られています。また海運や陸運など、交通の安全を祈願する神社も多く存在します。

羽田空港の第1旅客ターミナル(画像:石津祐介)

 さて、空の安全を願って創設された神社が羽田空港(大田区羽田空港)にあるのをご存じでしょうか。神社の名前は羽田航空神社といい、主に日本航空(品川区東品川)の飛行機が発着する羽田空港の第1旅客ターミナル内にあります。

 1F到着ロビーの中央付近、エレベーターに向かう途中の道を右に折れると、奥に空港職員用の扉があり、その手前に小さな部屋が神社になります。

 羽田航空神社、元々は旧ターミナルの屋上送迎デッキに鎮座していましたが、1993(平成5)年の第1ターミナル増改築に伴い、現在の場所に移されました。部屋のなかに入ってみると、神棚とさい銭箱があり、左右には植物と非常にシンプルな造りの神社となっています。

由緒について書かれた立て札も

 立て札には、羽田航空神社の由緒について書かれています。

羽田航空神社の由緒について書かれた立て札(画像:石津祐介)

「ここ東京国際空港は昭和6年東京飛行場として発足以来紆余(うよ)曲折を経て今日我国空の表玄関として運輸交通の発展のため重要な使命を果たしております。予(かね)てより我国航空界に携る人々の間において航空に最も縁の深いこの羽田の地に航空界発展の礎となられた諸々(もろもろ)の御(み)霊をお祀し今後の航空界の躍進と航空安全輸送の御加護を祈念したいとの気運がありこの度東京国際空港ターミナルビル増改築工事を機縁として空港全域を見守るに最も相応(ふさわ)しいこの場所を神域と定め昭和38年7月11日財団法人日本航空協会の航空神社より御分霊を勧請(かんじょう)し奉斎申し上げて羽田航空神社を建立致した次第であります。なお毎年5月20日を例大祭日と定め祭事を執り行います」

 この神社が、日本航空協会の航空神社から分霊された分祀(ぶんし)であることが記されています。その御分霊された航空神社とは、一体どんな神社なのでしょうか。

ビルの屋上にある神社


【画像】羽田空港内にある「羽田航空神社」

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