都内「ビアガーデン」に異変? コロナ禍で需要増、冬直前まで延長する店も
2020年10月28日
お出かけ東京都内のビアガーデン。毎年春から夏に開業するところが多いのですが、2020年は11月末など真冬の直前まで営業するお店が続々と登場しています。背景にあるのは、やはり新型コロナウイルスの影響。トレンドウオッチャーのカシハラヒデコさんが今年ならではの楽しみ方を紹介します。
例年なら春先から夏の終わりまで
毎年ビアガーデンの立ち上がりは3月、本格的な開幕は4月中旬からゴールデンウイーク頃というのが恒例。ビアガーデンブームにより年々その時期は早まり、早い店では2月から始まるところさえも。

ところが2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大によって3月から飲食店利用は控えることに。そんな波乱のスタートから始まった今年のビアガーデン事情を振り返ってみます。
「有終の美」を飾れなかったビアガーデン
東京オリンピック前の建て替えなどで2020年内の閉店が予定されていたビアガーデンが有終の美を飾れませんでした。
そのいくつかを紹介すると、昭和の残り香のするビアガーデンの中でも群を抜いていたのが麻布十番・東京さぬき倶楽部のビア庭園(港区三田)。
さぬき会館という県民会館を元にしたホテル庭園内での営業だったこちらのビアガーデン。炭火焼のジンギスカンコースの締めにさぬきうどんが出てきたり、竹庭園が眺められたりと、素晴らしさには定評があり、長年人気で大賑わいでした。
さぬき倶楽部ホテルの年内閉鎖により2020年が最後になると聞き、年初から行こうと意気込んでいましたが、残念ながらコロナ禍でホテルの閉鎖が早まり、最後のビア庭園は味わえませんでした。
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