ひとりきりのクリスマス……独身男性が都内をさまよい、最後に辿り着いた「安息の地」

東京で暮らし、働く男性たちは、日々何を見て何を思いながら過ごしているのでしょう。イラストレーターでライターのズズズ(zzz)さんが、自身の「何でもない今日」をイラストともに切り取ります。今回のテーマは「新橋のひとりクリスマス」。


ひとりぼっちを感じる夜に

 2019年のクリスマス。私(ズズズ。イラストレーター、ライター)はコートのポケットに両手を入れて肩をすぼめながら少し早足で歩いていました。

 平日の折り返し地点である水曜日の夜、新橋。

 月曜から金曜日にかけてだんだんと盛り上がりを見せる典型的なオフィス街です。飲み屋から聞こえてくる楽しそうな声を聞くとお酒を飲みたい気分になりますが、明日の仕事に備えて控えたいところです。

 それでもまだ家には帰りたくないという思いから、新橋駅から徒歩3分ほどの桜田公園(港区新橋)向かいのスターバックスへ立ち寄りました。

 こちらのスターバックスは蔦屋書店が併設されていて、本を読みながら過ごすことができる「お酒を控えたいけど、帰りたくない夜」に最適なスポットです。私と同じような仕事帰りのサラリーマンがよく時間をつぶしています。

 しかし、この日は店内に入ると違和感を覚えました。

 陽気なクリスマスソングが流れていて、男女のペアが多い。胸を針で刺されたようなチクッとした痛みを感じ、「なるべく“クリスマス”に出合わないように暮らしていたのに……不覚だった」という思いが頭をよぎります。

 これはまだ序の口で、例えば夕方に街を歩いていて不意にイルミネーションに出合ってしまうと悲惨です。周りを見渡すといつの間にか肩を寄せ合う恋人たちに囲まれていて、この世界にひとりぼっちなのは自分だけではないかという錯覚に陥ってしまいます。

逃れたいと思えば思うほど


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