コロナ禍の夏レジャーで「美術館」「博物館」がひそかに存在感を増す理由
2020年7月22日
お出かけ夏休みシーズンに突入し、レジャー・観光産業が勢いを増す今日この頃。コロナ禍の現在、どのような場所に行くのが賢明なのでしょうか。文殊リサーチワークス・リサーチャー&プランナーの中村圭さんが解説します。
来るウィズコロナの夏休み
7月も下旬に入り、夏休みシーズンに突入しました。制限されていた都道府県間の行き来も解禁され、レジャー・観光産業が徐々に始動し始めています。

しかし、7月に入り都内を始めとして各地で感染が拡大しており、2020年夏は感染予防を強く意識するウィズコロナでの夏休みとなります。不特定多数が大勢集まるレジャー施設ではコロナ予防対策が気になるところです。
テーマパークや遊園地、動物園、水族館、ミュージアムなどの定番レジャー施設では、
・利用者の入場時の検温(37.5度以上の体温の人は、体調不良者の利用のお断り)
・入場時の手消毒の励行
・スタッフのマスク、フェースガードの着用
・スタッフの健康チェックの徹底
・手に触れるところの消毒の徹底
・施設内のソーシャルディスタンスの確保(アトラクションなどの席数の間引き、場合によっては入場規制の実施、もしくは事前にチケットを入手する完全予約制の実施)
などのコロナ予防策をとっています。
東京都では感染拡大防止ガイドラインの徹底に取り組んでいる事業者に、「感染防止徹底宣言」ステッカーを配布しており、それがひとつの目安になるかもしれません。
感染を予防するため長く休園していた「東京ディズニーランド・東京ディズニーシー」(千葉県浦安市)や「サンリオピューロランド」(多摩市落合)も、7月に入って営業をスタートしました。
オープン日はキャラクターやスタッフが総出で利用者を迎え、感動で涙ぐむファンも見られました。
コロナ対策のためキャラクターグリーティングは直接の接触を避け、一定距離をおいて手を振る程度。しかし、気持ちだけは寄り添おうとギュッとするジェスチャーをしてくれるキャラクターもいて、それなりに気持ちが伝わってきます。

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