思い描いたビールをサッポロがつくってくれる! 皆で飲める! 「HOPPIN’GARAGE」とは
あのサッポロビールが、あなたが思い描く「空想のビール」をつくってくれるかもしれません。そんな夢のようなサービス「HOPPIN’GARAGE」。いったいどのような仕組みなのでしょうか。
自分の空想がビールになる!
「若者のビール離れが進んでいる」そんな声が聞こえます。ですが、クラフトビールの流行しかり、多種多様なビールと触れ合える機会もまた、着々と増えています。
2018年10月、ビールで人と人がつながるコミュニティプラットフォーム「HOPPIN’GARAGE(ホッピン ガレージ)」が誕生しました。これは、大まかに言うと「こんなビール、できたらいいな」という空想を実現したり、とっておきのビールを仲間と分かち合えるサービスです。

大手メーカー「サッポロビール」が、スタートアップ企業の「キッチハイク」に声をかけ、業務提携が決まったという同サービス。どんな手順で、どんな体験ができるのか、具体的にみていきましょう。
20歳以上でビール好きなら、誰でも応募できる
「HOPPIN’GARAGE」では、大きく分けると3つ、「ビールをつくってみる」「ビール好きが集まるイベントに参加してみる」「ビールのイベントを自分でつくってみる」ことが可能です。
ひとつ目の「ビールをつくってみる」は、「こんなビールがあったらいいなぁ」と感じるビールのアイデアを応募し、採用されると、サッポロビールが「極小ロット」で生産してくれるものです。

応募は「HOPPIN’GARAGE」ウェブサイトから。必須項目は7つ。「ビールをつくりたいと思った背景や想い」「どんな人に飲んでもらいたいか」「飲み手に提供したい価値」「ネーミング」「コンセプト」「キャッチコピー」「中味の特徴」です。そのほか「仕込方法」や「発酵方法」など、より具体的な好みを入力する項目も並びます。
仕込方法とは、たとえば「オールインフュージョン法」や「デコクション法」と呼ばれるもの……なのだそうですが、正直なところ、ビール製造についての知識がないと、聞いた瞬間に思考停止してしまいそうです。それでも、応募して大丈夫でしょうか?
「専門的な項目も設けていますが、埋めなくても応募可能です。知識の有無に関わらず、ビールを好きな方ならば、参加いただきたいと考えています」と答えてくれたのは、プロジェクトリーダーである、サッポロビールの土代さん。
採用された場合、サッポロビールの静岡工場で開発ミーティングを行ったのち、世界にひとつだけのビールが誕生します。
なんとも嬉しい話です。ですが同サービスの面白いところは、ここがゴールではないところ。つくったビールを一緒に飲む仲間を、オンライン上で募ることが可能なのです。

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