ついに葬儀まで自粛ムード 新型コロナで「最期のお別れ」はどう執り行うべきか?
2020年3月11日
ライフ新型コロナウイルス感染拡大は冠婚葬祭の実施にも影響を及ぼしています。とりわけ、やり直しの利かない「葬儀」について、当事者たちは頭を悩ませています。
少人数の家族葬・直葬が増加傾向に
新型コロナウイルスの感染拡大が、日本国内での冠婚葬祭にも影を落としています。
厚生労働省がイベント開催の必要性を十分検討する呼び掛けた2020年2月20日(木)以降、結婚式の開催を迷うカップルや親族が出始め、話題となりました。続く26日(水)に安倍首相自らが全国規模のイベント開催について2週間の中止や延期を要請したことで、事態は「自粛ムード」一色に。
結婚式場への延期やキャンセルが相次ぎ、東京オリンピック・パラリンピック後の秋に先延ばしするケースが見られるなか、日取りを延期できない催事もあります。そのひとつが「葬儀」です。

「親戚は家族葬を選びました。大勢の人が集まるのはいけないからって」
「コロナの影響でたくさんの人を呼べないから、ごく少人数の家族葬にします。おじいちゃん、ごめんね」
「故人の式に参列するのは高齢者も多いから、コロナ対策大変だよな……」
「葬儀社の人に聞いたけど、直葬(ちょくそう。火葬のみを行う葬儀)も増えているらしい」
会員制交流サイト(SNS)ツイッターでは、新型コロナウイルスの影響を懸念して葬儀を縮小する、縮小したといった書き込みが2月下旬ごろから見られるようになりました。
3月10日(火)、安倍首相がさらに10日間の「自粛延長」を求めたことで、こうした流れは今後も加速しそうです。
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