有名画家・モネが愛した庭園の「そっくりさん」が世界で唯一、高知の山村にある理由
高知県北川村に庭園「モネの庭」が開園20周年を迎えるのに合わせ、千代田区の丸の内ビルディング1階で、コラボカフェがオープンしています。高知特産のゆずを使ったドリンクやスイーツメニューを楽しむついでに、世界唯一の「モネの庭」が高知県に誕生した物語に思いをはせてみませんか?
印象派絵画とゆずの味わいを楽しむカフェ
印象派の代表的画家、フランスのオスカー・クロード・モネ(1840年~1926年)。彼が晩年を過ごしたフランス北部の村ジヴェルニーの庭をモデルに造られた高知県北川村の庭園「モネの庭」が、2020年4月に開館20周年を迎えます。これを記念したコラボレーションカフェが、14日まで千代田区丸の内の丸の内ビルディング1階「Marunouchi Cafe」で開かれています。

期間中のカフェでは、北川村産のゆず茶を使った「ホットゆずティー」(650円)や「ゆずシャーベット」(500円)」、ゆず果汁たっぷりの「ゆず炭酸水」(730円)といった特別メニューが味わえるほか、北川村の「モネの庭」を紹介する映像がスクリーンに映し出されたり、モネの絵のレプリカが飾られたりしています。
店内の各テーブルには、北川村産のゆずがひとつずつコロンと置かれていて、来店客たちは不思議そうにゆずを手に取って眺めたり、特別メニューを注文したりしていました。
店長の坂下洋介さんによると、ゆずメニューは丸ビル周辺で平日働く女性会社員たちに、週末は親子連れに人気だそう。「さわやかな香りが立って、酸味も甘みもちょうどよい。飲みやすい味なのでけっこう注文をいただいています」とのことでした。
それにしても、モネが晩年を過ごし数々の作品にも描いたジヴェルニーの庭の再現庭園があるのは、世界で唯一、高知県北川村だけ。世界中で愛される「モネの庭」がなぜ、人口約1300人の北川村にあるのでしょうか。

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