野外オフィス、映画、キックボクササイズ…年間70以上イベントを行う、品川シーズンテラス

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野外オフィス、映画、キックボクササイズ…年間70以上イベントを行う、品川シーズンテラス

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品川駅から徒歩6分。「品川シーズンテラス」は芝生の広場で多種多様なイベントを開催し、地域の魅力アップをはかっています。

芝生の広場にテント設置。昼はオフィス、夜はビアテラスに

 夏の暑さも和らぎ始めた9月中旬のある日。品川駅から徒歩約6分の場所にある複合施設「品川シーズンテラス」の芝生広場では、大型のテントやタープの下で仕事や打ち合わせを行う会社員の姿が見られます。

日差しと風を感じながら仕事ができる「品川アウトドアオフィス」。ホワイトボードやWi-Fi、電源も完備(画像:品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)



 これは、開放的な緑の芝生広場で仕事ができる「品川アウトドアオフィス」というイベント。2018年9月10日(月)から14日(金)まで開催され、1時間1000円でテントやタープなどでの仕事スペースを提供。14日(金)の夜から17日(月・祝)の4日間は、同じテントやタープを使ってビールや食事を楽しめる「品川ビアテラス」が開催され、多くの来場者でにぎわいました。

「品川アウトドアオフィス」のテントなどをそのまま利用した飲食イベント「品川ビアテラス」(画像:品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

 この品川シーズンテラスではほかにもさまざまなイベントが開催されています。

 仕事帰りの時間に、夜空の下で体を動かす「ナイトキックボクササイズ」(10月から開催)や「ナイトグラスヨガ」(9月まで)、親子一緒にアスレチックやワークショップなどを楽しめる「品川アドベンチャーテラス2018」など、イベント数は年間70以上にものぼります。

「品川アドベンチャーテラス」の様子(画像:品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

 なかでも特に多くの来場者が訪れるのが、野外の映画上映会「品川オープンシアター」。2018年は6月と8月に開催し、それぞれ「オーシャンズ11」「バック・トゥ・ザ・フューチャー(吹替版)」を入場無料で上映。2019年の開催も予定しているといいます。

「品川オープンシアター」は、毎回多くの来場者が集まる人気のイベント(画像:品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)
写真映えするような会場の仕掛けや装飾がSNSでも評判に(画像:品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

 この「品川オープンシアター」の来場者は20~30代の男女を中心に、家族連れの参加も。異国の野外劇場のような電飾やレッドカーペット、上映作品に合わせて毎回変わる装飾、食事や飲み物を提供するキッチンカーなど、非日常を感じられる雰囲気が好評で、2016年9月の第1回には約3000人だった来場者数が、2018年6月の第6回には7600人と、年々人気が高まっています。

その目的は品川地域の魅力アップ

 さまざまな魅力あるイベントが行われている品川シーズンテラスですが、これらのイベントは、品川周辺の企業や地域が協力して街の魅力アップをはかる「品川シーズンテラスエリアマネジメント」という活動によるものです。

「『品川駅周辺で活動する企業や地域のみなさんと一緒に、オリジナリティあふれる新しい品川スタイルを作り出したい!』をモットーに、スポーツや文化イベント、ファミリーに人気のシーズンイベントなどを企画しています」と、主催者であるNTT都市開発株式会社の内山武さんは話します。

非日常の雰囲気を味わえる、「品川オープンシアター」のエントランス(画像:品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

 エリアマネジメント活動に出資する施設の事業主はもちろん、さまざまな企業が協賛、協力してイベントを支えているといいます。「今後もさまざまなイベントやプログラムを展開して、品川港南エリアに住むこと、働くことが楽しい、誇らしいと思ってもらえるよう努力していきます」と内山さんは話しています。

 2018年の秋も、「ナイトキックボクササイズ」(10月の3、10、17、24日に開催)に続いて、さまざまなイベントを開催していくそうです。

●品川シーズンテラス
・東京都港区港南1丁目2番70
・アクセス情報:JR「品川駅」港南口より徒歩6分

※「ナイトキックボクササイズ」2018年10月3日、10日、17日、24日の各水曜日、19:00~20:00 開催、参加費1000円、要事前申込

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