エナジードリンク好きの聖地? 田園調布「どりこの坂」の名前に込められた想いとは

東急東横線「多摩川駅」近くに「どりこの坂」という奇妙な名前の坂があります。その由来について、ルポライターで著作家の昼間たかしさんが解説します。


「どりこの」とは何か?

 東京には、道玄坂や九段坂といったよく知られる坂から面白い由来がある坂まで、多くの坂があります。例えば、大江戸線の牛込神楽坂駅(新宿区箪笥町)近くにある袖摺坂(そですりざか)は、袖がすり合うくらいに狭いことからついたその名が付きました。

 また、東京の各地で見られるのが幽霊坂です。千代田区の神田駿河台や港区の三田など各所に見られる地名ですが、どこもかつては薄暗く気味が悪かったといわれます。不気味で幽霊が出そうだから、とりあえず幽霊坂にしておこうと安直に考える人が当時たくさんいたと考えられます。

 そのような都内の坂には、通りがかる人がいったいどのような由来なのだろうと首を傾げるの坂があります。大田区の田園調布にある「どりこの坂」です。東急東横線「多摩川駅」の線路脇から、かつての多摩川園ラケットクラブのあたりをちょうど田園調布1丁目から2丁目に沿って走る坂です。

どりこの坂の坂下の様子。坂は写真左手。(画像:(C)Google)

 いったい「どりこの」とは何なのでしょうか。周囲はお屋敷町になっており、「どりこの」という店やそのような名前の付いた名勝や奇岩もありません。

 坂の由来を知る手がかりは、坂の上下にある標識です。標識を読んでみると、

昭和の初めごろ、坂付近に「どりこの」という名の清涼飲料水を開発した医学博士が屋敷をかまえたので、誰いうとなく「どりこの坂」と呼ぶようになったといわれている。それまでは池山の坂といっていたという。

と書いてあります。

製法は門外不出だった


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