すみだ水族館がアオウミガメの赤ちゃん2匹を一般公開、餌やりも間近で観察できる! 小笠原生まれで甲長たった6.8cm

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すみだ水族館がアオウミガメの赤ちゃん2匹を一般公開、餌やりも間近で観察できる! 小笠原生まれで甲長たった6.8cm

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すみだ水族館では、小笠原諸島の父島で8月に生まれたアオウミガメの赤ちゃん2匹を2019年9月20日(金)より一般公開します。このために新たに特設水槽を設置。赤ちゃんの様子を間近で観察できます。

赤ちゃんを見やすいように特設水槽を設置

 すみだ水族館(墨田区押上)では2019年9月20日(金)より、小笠原諸島の父島で生まれたアオウミガメの赤ちゃん2匹を、「サンゴ礁」エリアの特設水槽で一般公開します。

すみだ水族館にやってくる、令和生まれのアオウミガメの赤ちゃん(画像:すみだ水族館)



 2011(平成23)年6月に世界自然遺産に登録された小笠原諸島は、国内最大のアオウミガメの産卵地のひとつで、現地では保全・放流活動が行われています。

 すみだ水族館は、2012年の開業時より小笠原村と提携。同島で生まれたアオウミガメの赤ちゃんを預かり、そのかわいらしい姿や希少性を伝えるとともに、約1年間育て島の海へ放流する活動を行ってきました。

 やってくる赤ちゃんは、父島で8月19日(月)に誕生した令和生まれ。2匹とも同じ母親から産まれました。9月15日(日)時点のサイズが、1頭目が体重69g・甲長7.5cm、2匹目が体重61g・甲長6.8cmととても小さな赤ちゃんです。すみだ水族館によると、1年間で甲長がおよそ4倍くらいまでに成長するそうです。

 このために新たに特設水槽を設置し、壁面には赤ちゃんの毎日の甲長(こうちょう。背甲の長さ)・体重などの測定データ、成長グラフ、飼育スタッフ手描きの観察メモなどをパネルで掲示。赤ちゃんの成長過程を学びながら、その姿を見ることができます。

 水槽は、泳いで水中に潜ったり、水面に浮かんで休んだりする赤ちゃんの様子を間近で観察しやすい構造にしているとのこと。以前は公表されなかった餌やりの時間もパネルに表示するため、餌を食べる様子を見ることもできます。

 9月26日(木)には、体験プログラム「小笠原アカデミー ~ゆうゆうオガサワラ~」を開催します。本プログラムは20歳以上を対象にし、お酒を楽しみながら小笠原やいきものについての解説を聞くもの。

 飼育スタッフが現地でのアオウミガメの生態を、写真や映像で紹介し、日本有数のアオウミガメの産卵地である小笠原の魅力を伝えます。時間は19時10分~19時50分で、事前申し込みが必要です。

 小さく愛らしいアオウミガメの赤ちゃんとその成長を見に、一度ならず足を運んでみてください。

●「アオウミガメの赤ちゃん」一般公開 概要
・住所:東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
・場所:6階「サンゴ礁」エリア
・期間:2019年9月20日(金)~2020年9月上旬予定
・時間:9:00~21:00
・休館日:なし
・一般料金:大人 2050円、高校生 1500円、中・小学生 1000円、幼児(3歳以上)600円
・アクセス:東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅すぐ、各線「押上駅」から徒歩5分

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